病気なんじゃないかと・・・心配です!
今回はこんな男性の疑問やお悩みを解説していきたいと思います。
この記事でわかること
- 頭皮の臭いの原因
- 頭皮の臭いと病気の関係
- 頭皮の臭いを改善する方法
「頭皮の臭いが気になる」
男性の中には自分の頭皮の臭いに「あれ?」と違和感を覚えたことがある方もいるのではないでしょうか?
よく加齢臭というワードは耳にすることがあるかと思います。
とはいえ加齢臭はある程度年齢を重ねてから出てくる問題であって、たとえばまだ20代の男性であれば「まだ早よなぁ」と疑問に思うかもしれません。
ではなぜまだ若いにも関わらず頭皮の臭くなるのでしょうか。
今回は頭皮が臭くなる原因やそこから起こる頭皮トラブル、そして解消方法まで解説していきたいと思います。
頭皮の臭いが気になっている20代男性は是非参考にしてみてください。
目次
頭皮はなぜ臭くなるのか?
そもそもなぜ頭皮から臭いが生じるのでしょうか?
結論から言うと臭いの根本的な原因は頭皮に存在する雑菌は皮脂や汗を分解することで起こります。
皮脂や汗に含まれるタンパク質や脂質などの分解物が不快な臭いを纏ったガスとなるんです。
ここで少し思い出して欲しいのですが、頭皮が臭いと感じた瞬間はたくさん汗をかいた後や頭皮のベタつきが気になった少し後ではなかったでしょうか?
暑い夏、長時間外にいた時や運動をした後などシチュエーションは様々ですがそういった後に頭皮の臭いが気になったのではないかと思います。
「雑菌」と聞くとあまり良いイメージを持たれないかもしれません。
とはいえこの雑菌(常在菌)はすべての方の頭皮に存在し、皮脂を分解することで頭皮環境を健やかに保つ働きをしているため一概に悪いもの、というわけではないです。
さらに皮脂や汗の成分によっても頭皮のニオイは異なるため年齢によっても違った臭いとなって不快な印象を与える要因になるんです。
頭皮の臭いの原因とは?
頭皮が臭いと感じる原因は大きく以下の二つです。
頭皮が臭いと感じる原因
- 皮脂と汗の量、それを分解する雑菌の量
- 皮脂と汗の成分
皮脂と汗の量は体の部位によって異なります。
とはいえ頭皮は皮脂腺が多く、毛穴が多いため発汗量が多い部分でもあります。
また、角質細胞が剥がれてフケもも多い場所になります。
大量の汗やフケというのは雑菌が増殖するためのエサにもなります。
つまり皮脂と汗の量が増えることで常在菌が必要以上に増殖し、それに伴い分解物が増えることで臭いと感じやすくなってしまいます。
また、男性は女性に比べ発汗量や皮脂の分泌が多いとされています。
特に20代の男性においては30代や40代に比べ比較的運動量が多かったり代謝も良いことでさらに皮脂と汗の分泌量は多くなり臭いのリスクもあがります。
更にその成分においても臭いの種類は異なります。
冒頭で触れた「加齢臭」は50〜60代頃から気になり始める方が増えるのですが加齢に伴い過酸化物質を多く含むようになった皮脂が分解されることで、枯れ木のような独特な臭いを発します。
その少し手前の年代(30〜40代)で発生しやすい「ミドル脂臭」は汗に含まれるジアセチルによって使い古した油のような臭いを発します。
年齢に応じそれに付随する皮脂や汗の成分によっても不快な臭いの種類がかわるのです。
頭皮の臭いは性別や年齢は関係ある?
一般的には男性は女性の3倍、夏の暑い時期に関しては7倍も多くなると言われています。
その上年齢によって皮脂の分泌量にも大きな変化(急激に少なくなるなど)がないため男性の方が臭いは気になりやすい傾向にあります。
女性似の皮脂量は男性に比べて少ないことに加え年齢とともに減少していく傾向にあります。
とはいえホルモンバランスの乱れによって皮脂の分泌量が増える倍もあるため年齢を含め個人差はありますが頭皮の臭いが発生してしまうことも。
次に年齢による違いです。
前述したように10〜20代の頃というのは成長期であることでホルモンバランスが不安的な時期になります。
つまり今このブログ記事を読んでいただいている20代の男性は皮脂の過剰分泌が起こりやすい、すなわち頭皮が臭くなりやすい時期であるといえます。
そのあとの30〜40代にかけても「ミドル脂臭」という頭皮臭のトラブルが起こる場合があります。
これは汗の中の乳酸が、皮膚上の常在細菌(ブドウ球菌)に代謝されることによって発生します。
常在菌が分解したジアセチルと皮脂臭(中鎖脂肪酸)が混ざることで、不快なミドル脂臭となります。
ミドル脂臭の臭いの特徴としては使い古した油のような臭いと例えられることが多いですが、発汗したばかりの汗そのものに強い臭いはないため時間差で気づく場合が多いです。
さらにその後の50〜60代における臭いには「加齢臭」があります。
この加齢臭はよく「おじさんの臭い」なんて言われますが枯れ草のような臭いを放つのが最大の特徴です。
加齢臭の原因となる物質はノネナールと呼ばれるもので、加齢と共に増加するパルミトレイン酸が酸化することで変化し臭いを発します。
改めて結論ですが、男性と女性によって皮脂の分泌量は変わります。
また男性においては年齢とともに臭いの成分が変化することで同じ臭いでも違った「ニオイ」を発生させるためその時にあった対策やケアが重要となります。
頭皮の臭いをチェックする方法
自分の臭いというのはなかなか自分では気がつきにくいもの。
そのため他人から指摘された時には不快感を与えてしまっている可能性も・・・
そうなる前に是が非でも対策はしっかりと行いたいですよね?
ここでは自分で頭皮が臭いかどうかチェックする方法について解説していきます。
枕の臭いをチェック
まず朝起きたら枕の臭いをチェックしましょう。
長時間頭皮に接している枕は臭いがうつりやすいです。
また、夜シャンプーをし頭皮を清潔な状態にしてから寝ることで頭皮そのものの臭いを確認しやすくなります。
帽子の臭いをチェック
普段から帽子をかぶる機会が多い男性は帽子の臭いをチェックしてみましょう。
枕同様頭皮が接するだけでなく臭いがこもりやすいため効果的です。
ドライヤーを使ってチェックする
髪や頭皮が乾いた状態でドライヤーの風を後頭部に吹きかけ確認してみましょう。
この時、冷風よりは温風の方がよりベターです。
他人から指摘されやすい瞬間(すれ違ったタイミングなど)ともシチュエーションが似ているためよりリアルな確認ができるかと思います。
また、頭皮を指で軽くこすってみるのも良いでしょう。
頭頂部や側頭部、髪の生え際など、さまざまな場所を擦ることでしっかりと確認することができます。
シャンプー時にチェックする
シャンプーの前の予洗い時、お湯を流した際も確認しやすいタイミングです。
頭皮にお湯を当てることで蒸気に混ざり臭いが湯気と共に蒸発していきます。
特にお湯をで流した一番最初のタイミングは確認しやすいかと思います。
美容室で確認してみる
もし気になる場合は美容室で美容師さんに確認してみるものありだと思います。
少し聞きづらい内容かもしれませんが、美容師は性別年代問わず多くのお客様の髪の毛はもちろんん頭皮に触れているプロです。
お客様にあったシャンプーのご提案やケア方法をお伝えすることもできるためかかりつけの担当美容師さんにも相談してみましょう。
他人から指摘される前に一度チェックしてみましょう!
頭皮の臭いと病気の関係
臭いだけならまだしも何か病気なんじゃないか、病気のサインなんじゃないのかと気になっている男性もいるのではないでしょうか?
ここではそんな頭皮の臭いと病気の関係性について解説していきます。
脂漏生皮膚炎
脂漏生皮膚炎は頭皮だけでなく、鼻や頬・耳の中や後ろなど皮脂の分泌が盛んなところに起こる湿疹で、脂漏性湿疹とも呼ばれています。
赤ちゃんから大人まで年齢問わず起こる病気で、乾燥または脂っぽいうろこ状のフケと痒みを生じます。
脂漏性皮膚炎の初期症状は「ただのフケかな?」と思ってしまう可能性があります。
さらに自然治癒する可能性は低く、慢性的な経過をたどってしまうと治りにくい状態になります。
アトピー性皮膚炎
アトピー性皮膚炎は皮膚のバリア機能が低下することで刺激に反応し炎症が起こりやすくなります。
皮膚が剥けたりかさぶたがでる場合もあり強い痒みが伴う場合もあります。
抜け毛の増加につながるものではありませんが、痒みが強くなることで無意識のうちに掻きむしることで髪の毛がきれ薄毛になってしまう恐れがあります。
接触皮膚炎
シャンプーに含まれる成分が皮膚に触れることでおこる「かぶれ」の一種。
かゆみやヒリヒリするような痛みをともなったり、皮膚が赤く腫れあがったり、ジュクジュクした水ぶくれやただれ、ブツブツなどの症状がみられます。
シャンプーはもちろんスタイリング剤やヘアケアアイテムなど使用してかゆみや赤み、腫れなどの症状が出たときは、原因となった物質をすぐに水で洗い流しましょう。
粉瘤
皮膚にできた袋状の組織に溜まった皮脂や垢などの老廃物を粉瘤(ふんりゅう)といいます。
この袋に細菌が侵入して化膿すると炎症が生じ痛みを伴うことがあり袋から膿が漏れることで不快なニオイが発生します。
粉瘤は放置していても治ることはなく、そのまま放置してしまうことで毛根に影響を与え毛根そのものが死滅し薄毛になる恐れもあります。
ストレスにより暴飲暴食をしてしまったり、偏った食生活をしていると分泌物の増加やホルモンバランスの乱れに繋がり、粉瘤ができやすいと考えられているため注意いましょう。
AGAのリスク
20代だからといって「まだ大丈夫」と思われがちなのがAGAのリスクです。
AGAとは男性ホルモンが影響する脱毛症のことで薄毛の原因の一つとされていますが頭皮の臭いが直接的に抜け毛につながるということはありません。
とはいえ頭皮の臭いはAGAを悪化させるリスクを体が抱えているサインである可能性があります。
頭皮の汚れを放置することで雑菌が繁殖し炎症などの症状を起こすことで頭皮環境が悪化、つまりAGAのリスクを高めているということです。
AGAと関係があるテストステロン(男性ホルモン)は 5α-還元酵素の働きによって、ジヒドロテストステロン(DHT)に変換されます。
DHTの結合した男性ホルモン受容体は前頭部や頭頂部では毛の成長を抑制していまうのでおでこの生え際や頭のてっぺんが薄くなってしまうのです。
頭皮の臭いを解決する方法
何か解決方法を教えてください!
頭皮の臭いをそのままにしておいくと周りに不快な印象を与えてしまうだけでなく、抜け毛や薄毛、さらには様々な病気を引き起こす可能性があります。
ここでは今日から早速できる対策や解決法をご紹介していきます。
食生活を見直す
頭皮の臭いを改善するのには以下の三つの食材を積極的に摂取しましょう。
頭皮の臭いを改善する食材
- 海藻類
- 緑黄色野菜
- 発酵食品
海藻類・・・わかめ、ひじき、のり、こんぶなど
緑黄色野菜・・・ほうれん草、トマト、にんじん、ピーマンなど
発酵食品・・・ヨーグルト、納豆、みそ、醤油など
海藻類や野菜類のアルカリ性の食べ物やビタミンCやビタミンEなどの抗酸化作用のある食べ物、そして腸内環境を整える食物繊維と乳酸菌には頭皮の臭いを完全する効果があります。
その反対に注意したいのが脂質の過剰摂取です。
脂物や甘いお菓子、スナック菓子などは臭いの原因となる「動物性タンパク質」や「脂質」をたくさん含んでいます。
20代の頃、特に一人暮らしをされている男性は食生活がどうしても偏ってしまいがちですが上記3つの食材を意識して積極的に摂取していきましょう。
質の良い睡眠を心がける
20代は30代や40代と違いまだまだ体力が有り余っているでしょう。
日常的に夜更かしやオールもよくある、なんて男性もいるかと思います。
(私も20代の頃は美容師としてのレッスンや友人・先輩と遅くまで飲み会等していました)
とはいえ頭皮の臭い改善のためには質の良い睡眠が必須なのはご存知でしょうか?
睡眠不足が続くと、成長ホルモンの分泌量が低下(ホルモンバランスの乱れ)して、血行不良や免疫力の低下を引き起こします。
血行不良になると皮脂が過剰に分泌されるのに加え、免疫力低下によって菌が繁殖しやすい頭皮環境となって、臭いが悪化しやすくなるのです。
適度な運動をする
運動不足は老廃物の排出を不十分にさせ、汗の成分を変化させたり、皮脂を酸化しやすくさせたりするため、体臭を強める原因となります。
特に普段あまり汗をかかない方は汗腺を痛えるためにも運動はおすすめです。
もしかしたら最初は汗の臭いが気になるかもしれません。
とはいえ汗を流すことが習慣になれば、無色透明でサラサラのベタ付きがない汗をかけるようになります。
もちろん運動後の汗や皮脂をそのままにしておくことは厳禁なので、シャンプーをして清潔な頭皮環境の維持を心がけましょう。
また、運動が難しく感じる方は最近男性の中でも人気のある「サウナ」もおすすめです。
ポイントとしては定期的に汗をかく習慣づけができる物であれば問題ないので、無理せず取り組めるものから始めていきましょう。
ストレスを溜め込まない
無理な食事制限や運動はかえってストレスの原因につながり頭皮の臭いを促進させる場合もあります。
ストレスが溜まってしまうと男性ホルモンが増加し、臭いの原因である皮脂の過剰分泌につながります。
仕事やプライベート、人間関係などストレスの原因というのは人によってことなります。
上記ご提案した適度な運動も含め、自分に合った方法でストレスを溜め込まないよう心がけましょう。
ヘアケアを見直す
直接頭皮環境にアプローチする効果的な方法が毎日のシャンプーです。
「毎日シャンプーはしている」とはいえ間違ったシャンプーを使用し間違った方法で行っているとかえって頭皮環境を悪化させ臭いの原因になっている可能性があります。
自分の頭皮環境にあったものを選び、正しくシャンプーを行うことで頭皮環境は改善されます。
正しいシャンプーを選ぶ
マイルドな洗浄力で低刺激なものを選ぶ
頭皮の臭いが気になると洗浄力が強いものを選びがちですが、これはかえって逆効果になる場合があります。
頭皮の皮脂は必要以上に洗い流しすぎてしまうと頭皮の潤いがなくなり皮脂の過剰分泌の原因になります。
そのた「アミノ酸系」や「ベタイン系」などのマイルドな洗浄成分であるシャンプーを選び頭皮に適度な潤いを残すようにしましょう。
目安となる洗浄成分には以下のものがありますので参考にしてみてください。
- ココイルグルタミン酸Na
- ココイルメチルアラニンNa
- ココイルサルコシンNa
- ココイルメチルタウリンNa
- ラウラミドプロピルベタイン
保湿成分が入っているものを選ぶ
前述したように頭皮の乾燥は皮脂の分泌を促します。
そのため保湿成分が含まれているものを選ぶことで頭皮へ潤いをプラスすることができます。
シャンプーにおける保湿成分には以下のようなものがあります。
- ヒアルロン酸
- セラミド
- コラーゲン
- グリセリン
特にホホバオイルやツバキオイルなどのオーガニックオイルやケラチンやシルクなどの毛髪補修成分が含まれているものであれば、頭皮ケアとヘアケアの両方が可能です。
消臭成分が入っているものを選ぶ
シャンプーにはさまざまな香りのものがあります。
男性用であればシトラス系のものやウッディーな香りのものが一般的ですが、頭皮の臭いを気にするあまり香りが強いものを選んでしまうと、シャンプーの香りと頭皮の臭いが混ざり合って余計不快な臭いになる場合があります。
臭いを匂いで上書きするのではなく、臭いの根源を解消する消臭成分が含まれるものをラブようにしましょう。
消臭効果のある成分には以下のようなものがあります。
- 炭
- カキタニン(柿渋)
- チャ葉エキス
また、男性用シャンプーによく含まれている「メントール」や「ハッカ油」には皮膚の末梢神経に作用し体温を下げる効果があるためスーッとした清涼感を実感することができます。
殺菌・抗菌効果があるものを選ぶ
「薬用」とかかれているシャンプーには、殺菌・抗菌効果や炎症を抑える薬用成分が含まれています。
薬用シャンプーは頭皮の臭いはもちろん、さまざまな頭皮トラブルに効果的な成分が含まれているため頭皮環境を根本的に改善したい男性におすすめです。
目安となる成分には以下のようなものがあります。
- イソプロピルメチルフェノール(殺菌成分)
- ミコナゾール硝酸塩(抗菌成分)
- サリチル酸(抗炎症効果)
- グリチルリチン酸2K(抗炎症効果)
下記の記事で20代男性におすすめのシャンプーをご紹介させていただいておりますのでぜひ参考にしてみてください!
20代におすすめのメンズシャンプー10選!メンズ専門美容師が解説
正しい方法でシャンプーをする
自分に合ったシャンプーが見つかればあとは正しい方法・手順でシャンプーを行いましょう。
まずシャンプーで洗う前に頭皮についている余分な皮脂や老廃物を落とすため、しっかりと予洗いが重要です。
丁寧に時間をかけてお湯(38℃前後がおすすめ)で洗い流すことで頭皮と髪の汚れはある程度落とすことができ、必要最低限のシャンプーでケアをすることができます。
また、シャンプーはもちろん、トリートメントやコンディショナーを使用している方はすすぎ残しがあると頭皮環境の悪化につながるため、しっかりとしたすすぎましょう。
シャンプー時の力加減についても、男性の場合力をしっかり入れて洗っている方も多いかと思いますがそれによって頭皮に傷がつき、炎症となったり分泌物の増加につながったりすることもあります。
さらに、臭いが気になることで1日に何回もシャンプーをしてしまうと、いくら頭皮環境にあったシャンプーとはいえ頭皮環境を整える常在菌や、頭皮を保護している皮脂まで減らしてしまいます。
基本的にシャンプーは夜就寝前に一回とし、それ以外で気になる場合はお湯で流すのみにしましょう。
まとめ【正しいケアで爽やかに若々しく】
今回は20代男性の気になる頭皮の臭いの原因、そして対策についてお話しさせていただきました。
頭皮の臭いというと30代や40代、50代等、少し先のトラブルというイメージがあるかと思いますが、男性の場合年齢に関係なく起こりうる頭皮トラブルの一つになります。
とはいえ正しい方法で対策することで予防や改善する効果もあるため、おすすめのシャンプー記事と合わせてぜひ参考にしてみてください。