今回はこんな男性のお悩みを解決してきます。
この記事でわかること
- くせ毛に最適なヘアケアアイテム
- くせ毛の上手な扱い方
- くせ毛をいい感じに魅せる方法
「くせ毛にはヘアオイルとヘアミルクでケアどちらがいいの?」
くせ毛でお悩みの男性の中にはヘアケアアイテムを使う際ヘアミルクとヘアオイルどちらがいいのかわからないという方も多いでのではないでしょうか?
普段私も現役の美容師としてサロンワークをする中で「真っ直ぐにしたいわけではないけれど、扱いを楽にしたい」というお声を多くいただきます。
自分にあった最適な一本を選ぶことで毎日のヘアセットを楽にしたりボリューム感を抑えることができればストレスフリーですよね。
そこで最適なのがヘアオイルやヘアミルク。
とはいえ同じくせ毛でも髪質や髪の状態によって最適なものは人によって異なります。
今回はヘアオイルとヘアミルクの特徴や違い、髪質に合わせた選び方からくせ毛の上手な扱い方について解説していきますのでぜひ参考にしていてください。
記事の後半ではお客様にお伝えしている美容師目線のチョットしたテクニックも合わせてご紹介していきます。
くせ毛でお悩みの方必見です!
早速おすすめのヘアオイル・ヘアミルクが知りたい男性はこちら!
目次
メンズのくせ毛にはヘアオイル?ヘアミルク?
くせ毛でお悩みの男性の中には「くせや適度なカール感は好きだけれどもう少し扱いやすくしたい」と感じてらっしゃる方も多いのではないでしょうか?
そこでおすすめなのがヘアオイルやヘアミルクのような洗い流さないトリートメント、いわゆるアウトバストリートメントなのですがどちらを使えばいいかわからないという方は多くいらっしゃいます。
結論から言うと最適なアウトバストリートメントは髪質や髪の状態、そして使うタイミングや用途によって異なります。
まずはくせ毛といっても自分の髪がどのような状態なのか、いつどんなタイミングでどんな目的で使っていきたいのかを明確にして最適な一本を選んでいきましょう。
その理由についてこれから解説していきますね!
くせ毛の仕組みや種類
くせ毛の方以下のようなことを感じたことがあるかと思います。
くせ毛の特徴
- 毛先を中心にパサパサしている
- ボワっと広がりやすい(湿気に弱い)
- くせの状態が場所によって違う
- スタイリング剤をつけても馴染みづらい
これらはくせ毛特有の仕組みが関係しているんです。
くせ毛の仕組み
まず初めに髪の毛はケラチンというタンパク質でできています。
直毛の髪の場合、髪の毛内部のタンパク質の結合が均一に揃っているのに対しくせ毛は髪の場合その結合が均一ではない状態にあります。
髪の90%を占めるコルテックスと呼ばれるタンパク質の層があるのですが、直毛の髪と比べるとくせ毛の髪の場合このコルテックスの層が不均一になっていることで髪にうねりやカール=くせが生じてしまうのです。
タンパク質の層が不均一なことで髪の毛内部の水分量にもばらつきが生じ、乾燥しやすい状態であったり湿度が高い日は水分を吸収することでの広がりやすくもなってしまいます。
また、くせ毛が生えてくるかは毛穴の形によって決まる部分が大きいです。
直毛の方の場合毛穴が丸いのに対してくせ毛の方は楕円のような形になっています。
毛穴の形が歪んでいることで髪の毛内部のタンパク質が不均一な状態になりくせ毛が生えやすくなってしまいます。
さらにくせ毛が乾燥しやすい理由の一つにダメージを受けやすいという特徴があります。
くせ毛はうねりがあることで髪の表面のキューティクルが剥がれやすく髪の毛内部の潤いが流出しやすくなっています。
また、うねりやカールで髪の毛が重なることで隙間ができ、空気に触れる部分が多くなります。
秋〜冬にかけて空気が乾燥する季節は外気によってもダメージを受けさらに乾燥しやすくなるという特徴があります。
もちろん、くせ毛の方の中にはパーマやカラーをされている方も多くいらっしゃるため髪の毛そもそもの状態に加え薬剤によるダメージが進行しさらにパサつきやまとまりの悪さを悪化させている場合もあります。
4つのくせ毛の種類
まずは自分のくせがどのタイプに当てはまるのか確認してみましょう!
波状毛
日本人に最も多いのがこの波状毛。
髪が大きく波打つようにうねるくせで雨の日は湿気で髪のうねりや広がりが出ることでスタイリングが崩れやすい特徴があります。
捻転毛
コルテックスがねじれながら成長したことで毛先に向かってコルクのようにクルクルとしたくせが出てしまっているくせ毛です。
比較的髪の桶が太く硬い方に多いくせ毛で髪と髪の間に隙間が多くできることで乾燥により広がりやすいと言う特徴があります。
縮毛
コルテックスの配置が非常に不規則で髪の毛が根元から毛先までチリチリとねじれてしまっているのがこの縮毛。
前述した波状毛や捻転毛んに比べ非常につよいくせなのが特徴です。
連球毛
コルテックスの成長のムラによって髪の毛の太さが不均一になってしまい、まるで数珠のようにところどころがボコボコとした膨らみがあるのが特徴的な連球毛。
日本人には比較的珍しいタイプのくせ毛で髪の表面を指でなぞると凸凹がありざらざらした感触があります。
ちなみに私自身は日本人に多いとされる波状毛タイプのくせ毛で湿度の高い日は広がりやすい髪に悩まされています。
ヘアオイルとヘアミルクの特徴と違い
くせ毛の男性におすすめのアウトバストリートメントであるヘアオイルとヘアミルク。
同じように髪の毛の扱いを改善する上で効果的なアイテムではありますがこの二つにはそれぞれには異なった特徴があります。
まずはこの二つを選ぶ際の目安としてどんな違いがあるのかを把握しておきましょう。
主成分の違い
ヘアオイルは植物性オイルや鉱物製オイルを主成分としている一方で、ヘアミルクは水分を主成分として乳液状のテクスチャーをしています。
効果の違い
ヘアオイルの効果
保湿成分が髪の毛内部にまで浸透するほか髪の表面をコーティングすることで艶感がアップし、キューティクルを補修することで外部からの刺激や負担を軽減する働きがあります。
また髪にまとまりが出ることでスタイリングもしやすくなります。
ヘアミルクの効果
髪に水分を与え保湿をし柔軟効果を与えることで扱いやすい髪に仕上げます。
水分によって伸びがよく髪に馴染ませやすいのはもちろん、さらっとした質感に仕上がるためヘアオイル特有のベタつきやしっとり感が苦手な男性にもおすすめです。
使用感・仕上がりの違い
ヘアオイルは主原料が油分であるためとろっとし重めのテクスチャーのものが多くあります。
(商品によって重さは異なります。)
そのため質感としてはしっとりなめらか、ツヤ感のある感じに仕上げることができます。
一方でヘアミルクは主原料が水であるため水々しく、さらっとしたものが多くあります。
質感としては髪を柔らかくしサラサラとした感じに仕上げることができるため軽やかな印象になります。
好みの質感も人によって異なるためどちらを選ぶかは実はとても重要なんです。
髪質や状態、シーン別でみる選び方
また、いつどんな目的で使うかによっても変わってくるためそれぞれに合った選び方を解説していきます。
前述したような特徴や違いからヘアオイル・ヘアミルクはそれぞれ以下のような髪質・状態の方に最適です。
ヘアオイルがおすすめの髪質・状態
- 髪の毛が硬い方
- 髪の毛が太い方
- 髪が広がりやすい方
- カラーやパーマによるパサつき・ダメージが気になる方
ヘアミルクがおすすめの髪質・状態
- 髪の毛が猫っ毛で柔らかい方
- 髪の毛が細い方
- ハリコシがない方
- 毛先の乾燥が気になる方
くせ毛の場合、髪質の特性上乾燥しやすく広がりやすいといった特徴があります。
さらにプラスして髪質の違いや髪の毛の太さにも違いがあるためヘアオイル・ヘアミルクそれぞれのテクスチャーの違いや重さの違いでうまく使い分けていきましょう。
また、目的やシーン別では以下のように使い分けがおすすめです。
ヘアオイルが最適な目的・シーン
- しっとりと重めな質感に仕上げたい
- ツヤ感をプラスしたい
- スタイリング剤としての使用
- シャンプー後、ドライヤーで乾かす前後
ヘアミルクが最適な目的・シーン
- さらっと軽い質感に仕上げたい
- 適度にまとめて自然な感じに仕上げたい
- スタイリング前のベース剤としての使用
- シャンプー後、ドライヤーで乾かす前
ヘアオイルとヘアミルクはアウトバストリートメントでありながら、油分と水分という主原料の違いをうまく利用してヘアセットにも応用することができます。
ヘアオイルはワックスやジェルのように固めるということはできませんが、油分で作られているため毛流れやまとまり、束感を作る上では最適なスタイリング剤になります。
またヘアミルクの主原料である水分はスタイリング剤をつける前の髪にベース剤として揉み込むことで、髪の内部に水分が入り込みます。
その上からスタイリング剤でコーティングするようにヘアセットすることで、潤いかつツヤ感のある毛束感を作ることができます。
くせ毛におすすめのヘアミルクとヘアオイル10選
ここでは現役美容師がお勧めするヘアオイルとヘアミルクをご紹介させていただきます。
私自身が自分の髪に使っているものやサロンワークで実際にお客様に使っているヘアオイル・ヘアミルクをそれぞれ5本ずつ、計10本ご紹介させていただきます。
「実際に使ってみないとわからない」という方もいらっしゃるかと思うのでおすすめの髪質も合わせて解説してきます。
ぜひ参考にしてみてください。
くせ毛のメンズにおすすめのヘアオイル5選
napla(ナプラ) N. ポリッシュオイル
美容室専売品として人気なのがN.ポリッシュオイル。
シアバターなどの天然由来成分で肌にも使える万能オイルなのもおすすめポイントです。
スタイリング剤の変わりとして毛先に少量馴染ませるだけでツヤ感やウェット感を再現してくれるためくせ毛特有のパサつきをしっかりとカバーしてくれます。
こんな男性におすすめ!
- 髪の乾燥と広がりが気になる男性
- スタイリング剤として使いたい方
- ウェットな仕上がりにしたい方
ステラシード エイトザタラソ リペアショット&EXモイスト 美容液オイル
くせ毛特有のパサつきやうねり、そして広がりなど多角的にアプローチするのがエイトザタラソのヘアオイル。
幹細胞エキスや海洋美髪美容液などを独自に配合したタラソ幹細胞成分が髪の奥まで浸透しダメージによって空洞化した髪も補修しつつ水分でしっかりと潤いで満たしてくれます。
ドラッグストアでも購入できるお手頃なヘアオイルなので初めてヘアオイルに挑戦する男性にもおすすめの一本です。
こんな男性におすすめ!
- パサつきやうねりによる広がりが気になる男性
- カラーやパーマなどのダメージが気になる男性
- 初めてのヘアオイルを気軽に試してみたい男性
ロレッタ ベースケアオイル
男性にはジェルでお馴染みのロレッタのヘアオイルはオイル特有のベタっとした質感はなく、ベタつきのないサラッとした質感に仕上がるのが特徴です。
そのためふんわりと軽やかに髪をまとめてくれることでナチュラルな質感に仕上げることできます。
優しくふんわりと薫るローズ系の香りはどんな男性でも使いやすい一本です。
こんな男性におすすめ!
- 髪の毛が細く軟毛男性
- しっとりタイプよりもサラサラタイプがいい男性
- 男性の中でもミディアムより長めの男性に特に最適
SHIRO サボン ヘアオイル
フレグランスやスキンケアでお馴染みのSHIROのヘアオイルはアビシニアンオイル配合で乾燥して広がりがちな髪に潤いとツヤを与え、しっとりした手触りに仕上げてくれるのが最大の特徴。
また、べたつかずサラッとまとまるだけでなく石けんの優しい香りなので、ベタつき感や強めの香りが比較的苦手な男性には最適な1本です。
塗布量をコントロールし多めにつけることでウェットな感じに仕上がるためアウトバストリートメントとしてはもちろん、スタイリング直しにも使うこともできます。
こんな男性におすすめ!
- ナチュラルに仕上がるスタイリング剤として使いたい男性
- 広がりを抑えたい男性(軟毛〜剛毛)
- 就寝前の保湿剤として使いたい男性
ARIMINO(アリミノ) ダンス フラプライマー
現役美容師がプロデュースするダンスシリーズのヘアオイル「フラプライマー」。
乾燥やうねりでゴワつきがちなくせ毛を滑らかでサラッとした指通りと潤いをキープしてくれるのが最大の特徴です。
タオルドライの後適量を髪に馴染ませて乾かすことでパサつきを抑えたまとまりのある状態に仕上げてくれます。
こんな男性におすすめ!
- くせによる乾燥とうねりが気になる男性
- 細い毛や軟毛の方に最適
- ナチュラルな香りが好みの男性
くせ毛の男性におすすめのヘアミルク5選
レタッチ ケアミルク
現役美容師がプロデュースするブランドであるレタッチのヘアミルクは髪にまとまりが欲しい男性におすすめの1本。
毛質保護成分リピュジアが配合されていることで毛質にうるおいを与え、ナチュラルなツヤ感を演出します。
また、優しい清潔感のある香りが清潔感をアップさせていくれるため大人の男性にも最適なアウトバストリートメントです。
こんな男性におすすめ!
- 乾燥やパサつきをしっとりと保湿したい男性
- 髪の毛が太めの男性
- ヘアアイロンでスタイリングする男性
オルビス エッセンスミルク
くせによる乾燥やパサつきが気になる男性におすすめなのがオルビスのエッセンスミルク。
毛髪補修成分入りの美容液と高保水ミルクで髪内部のダメージを修復しつつうるおいもキープしてくれるため補修と保湿の両方を叶えてくれるアイテムです。
乾燥による髪の広がりだけでなくダメージに伴う枝毛の修復もサポートいてくれる1本です。
男性には嬉しい無香料なのも使い勝手がいいポイント。
こんな男性におすすめ!
- 乾燥とパサつきが気になる男性
- ベタつきが苦手な男性
- 多毛や剛毛の男性
napla(ナプラ) N. シアミルク
くせ毛特有の乾燥にはもちろん、カラーやパーマによるダメージ、そして扱いづらい剛毛に最適なのがエヌドットのシアミルク。
こっくりとした乳液のようなとろみのあるテクスチャーが特徴的で保湿成分には、植物オイルなどを配合しています。
髪にうるおいを与え、くせやゴワつきなど扱いづらい髪をしなやかにしてくれます。
こんな男性におすすめ!
- 剛毛・多毛の男性
- くせによる乾燥・広がり、薬剤ダメージを改善したい男性
- 清潔感のある香りが好みの男性
ボタニスト ボタニカルヘアミルク モイスト
敏感肌の男性も安心して使うことができるのがシャンプーやトリートメントでも人気のボタニストのヘアミルク。
パラベンフリー、合成着色料フリー、エタノールフリー、紫外線吸収剤フリー、サルフェートフリーなどこだわり抜かれた5つのフリー処方が最大のポイントです。
ドラッグストアでも手軽に購入できるため、初めてヘアミルクを試してみたいという男性にもおすすめの1本です。
こんな男性におすすめ!
- 髪が太い男性
- 広がりが気になる男性
- 敏感肌の男性
ARIMINO(アリミノ) ダンス バレエメロウ
ヘアオイルでもご紹介したダンスシーズのヘアミルク。
髪の毛一本一本を柔らかくまとめてくれることでしなやかなでふんわりとまとめてくれるのが最大の特徴です。
くせ毛の男性はもちろんですが、パーマやカラーによる毛髪ダメージもしっかりと保湿・補修をしてくれるため潤いチャージには最適な1本です。
ヘアセットの際のベース剤としても使うことができるためどんな男性でも使いやす万能型のヘアミルクです。
こんな男性におすすめ!
- 湿度で広がりやすい男性
- サラッとまとまり良くしたい男性
- 太くて硬い髪の男性
髪質や用途によって選び方は様々ですがぜひ参考にしてみてください![st-kaiwa1]
ヘアオイルとヘアミルクの上手な使い方
[st-kaiwa2]それぞれ異なる特徴があるというとは使い方も違うのでしょうか?[/st-kaiwa2]
ヘアオイルとヘアミルクは主原料が異なるため、以下のように主な用途が異なります。
- ヘアオイル・・・補修(植物性・鉱物性オイル)
- ヘアミルク・・・補修と保湿(水分・水溶性補修成分)
ここではそれぞれどのように使うのがいいのか解説してきます。
ヘアオイルの上手な使い方
ヘアオイルはシャンプー後、中間〜毛先に塗布してから乾かすことで補修成分が髪の毛内部に浸透するだけでなくドライヤーの熱から髪の毛を保護してくれる効果があります。
また、ドライヤーの後も塗布することで表面につやを出し髪の水分を閉じ込め乾燥を防ぐ効果もあります。
特にくせ毛の方の場合乾燥によって広がりやすいためドライヤー後にヘアオイルを塗布することで収まりを良くする効果もあります。
とはいえ商品によって油分量が多いものの場合つけすぎるとベタついた印象にもなってしまうため保湿として使用するのか、スタイリング剤として使用するのかで使い分けるようにしましょう。
ヘアミルクの上手な使い方
ヘアミルクは保湿力の高さからシャンプー後に適量を揉み込むことで水分と潤いを閉じこめることで、しっとりと収まりよく仕上げることができます。
特にくせ毛の方の場合、髪の毛内部の水分量に偏りがあり乾燥状態にあるため保湿することでボリューム感や広がりを抑えることができます。
またヘアミルクはスタイリングの際のベース剤としても有効です。
例えば髪の毛が濡れている状態でヘアミルクを全体に揉み込み、その上からワックスやジェルなどをつけることでくせ毛を活かしたパーマのようなスタイルをツヤ感のある状態でセット・維持することができます。
とはいえヘアオイルのようにスタイリング剤代わりで乾いた状態につけてしまうとヘアミルクの水分を髪の毛が吸ってしまい広がったりうねったりする可能性があるためあくまで濡れた状態で使うようにしましょう。
[st-kaiwa1 r]それぞれの特徴を活かして上手に選んでいきたいですね!
くせ毛の上手な扱い方【現役美容師推奨】
広がりやうねりを抑え、しっとりと収まりよくするにはヘアオイルやヘアミルクは効果的です。
正し、完全にくせを抑えたいのであればヘアケアアイテムだけでは難しい部分があります。
もし完全に抑えたい場合は縮毛矯正をかけるのが最適でしょう。
とはいえヘアケアアイテムを上手に使うことでボリュームだけを抑えカールだけくせを活かしたパーマスタイルのようなヘアスタイルを楽しむことができるのもくせ毛の魅力の一つです。
くせ毛というのは乾燥毛であることから乾かすと広がりやボリュームが出てしまいますが、濡れている状態であればくせはで出るもののボリュームは抑えることができます。
くせは抑えようとせず、初めから出した状態でセットすることで終日崩れることのないヘアスタイルを楽しむことができます。
くせ毛を活かすためにすべきこと【現役美容師推奨】
そのためにはどんなことに気をつければいいでしょうか?
くせ毛を活かしてヘアセットを楽しむためには、一般的な男性のショートやベリーショトの場合1ヶ月に一度のカットが最適です。
理由は以下の3つです。
定期的なカットが必要な理由
- 毛量が増えるとくせが動く隙間がなくなる
- 全体的に膨らんだ印象になる
- 耳周りや襟足などが乱れやすい
髪が伸びてくると長さとともに毛量が増えるため、カットで定期的に減らすことでカールが動く隙間を作ります。
また毛量が増えることでボリューム感も出やすくなってしまうため見た目も膨らんだ印象に。
さらにもみあげ周りや襟足部分は特にくせが強く出やすい部分になるため伸ばしっぱなしにしておくと見た目の印象も悪くなってしまいます。
清潔感や見た目の印象も維持しつつくせを活かしたスタイルを楽しむためには定期的なカットがおすすめです。
まとめ【くせ毛にはオイル・ミルクどちらも最適】
今回はくせ毛の男性に最適なヘアオイルとヘアミルクについてご紹介させていただきました。
結論くせ毛にはヘアオイル・ヘアミルクどちらも最適です。
とはいえそれぞれに異なった特徴があるため、自分の「なりたい」に合わせたアイテム選びが必要になります。
アウトバストリートメントとして使うのか、スタイリング剤として使うのか、スタイリングのベース剤として使うのか。
くせを抑えつつ上手にくせを活かす上でぜひ最適な一本を選んでみてください。