
今回はこんな男性のお悩みを解決していきます。
この記事でわかること
- 髪のダメージの原因
- シャンプーでダメージ補修はできるのか?
- ダメージ補修に最適なシャンプー
「髪のダメージが気になるのですがどんなシャンプーを選べばいいのかわかりません」
こんな風に髪のダメージケアができるシャンプーを探しているもののどんなシャンプーを選べばいいかわからないという方もいらっしゃるのではないでしょうか?
私のお客様にも定期的にカラーやパーマを継続されている方が多くいらっしゃるのですが、「何かいいシャンプーはありませんか?」というご相談をよくいただきます。
もちろんダメージに悩む方はカラーやパーマをしてる方だけではありません。
普段の生活の中で何かしらの要因が重なり生まれたダメージに悩んでいる方も多くいらっしゃいます。
自分のダメージにあったシャンプーを選ぶことでヘアケアができるのであれば毎日のシャンプーにもより一層力が入りますよね!
そこで今回は、現役美容師の目線でおすすめするダメージヘアに最適なシャンプーとその選び方について解説させてただきます。
今回の記事はカラーやパーマによるダメージに悩んでいる方はもちろん、カラー・パーマをしていないけれどダメージが気になるという方にもぜひ読んで頂きたい記事になっています。
髪のダメージにお悩みの男性はぜひ参考にしてみてください。
目次
髪のダメージはシャンプーで修復できるの?

そもそもシャンプーでダメージの改善はされるのでしょうか?
結論から言うとダメージの状態にあったシャンプーを選ぶことでダメージ改善の効果を期待することはできます。
正しご注意いただきたいのはシャンプーというのはあくまで日々のケアの土台となるもの。
元の状態に戻すことことができるというわけではありません。
とはいえダメージ進行の抑止効果や保湿・補修成分をプラスすることでより良くする効果を期待することができます。
シャンプーというと髪や頭皮の汚れを落とすものというイメージが強いかと思いますが、正しいシャンプーを選ぶことでダメージケアにも繋げることができるヘアケアアイテムでもあります。
きっとあなたの髪に合う最適な一本が見つかるはずです!

髪のダメージにつながる9つの要因

そもそもなぜ髪の毛って傷むのでしょうか?
日常的にカラーやパーマなどをされている方であれば髪のダメージを感じたことがある方もいらっしゃるかと思います。
とはいえ髪のダメージというのはそれだけでなく、さまざまな要因によって起こりうる可能性があるんです。
ここでは髪のダメージにつながる9つの要因について解説していきます。
普段の何気ない生活習慣や環境によっても髪へ負担をかけている場合がありますので当てはまるものがないか是非チェックしてみてください。
熱
毎日のドライヤー、中にはヘアアイロン等でヘアセットをしている男性もいらっしゃるかと思います。
こういった熱というのは髪の毛の主成分であるタンパク質を変性させてしまう(熱変性)ことで髪が硬くなったり切れ毛などのヘアダメージにつながる場合があります。
熱変性が進行した髪は元の状態には戻ることはなく、カラーの染まり具合やパーマのかかり具合にも影響を及ぼす場合があるため定期的にヘアデザインを楽しみたい方は注意が必要です。
摩擦
毎日のシャンプーの時のゴシゴシ洗いや、ブラッシングの摩擦もダメージの原因に。
特に濡れた髪の毛というのはキューティクルが開いてるためデリケートでダメージを受けやすい状態です。
シャンプー後のタオルドライや半乾きで寝てしまった際の枕との摩擦でもダメージを受けてしまうため注意が必要です。
紫外線
髪の毛も肌と同じで紫外線によって乾燥します。
髪表面のキューティクルが剥がれることで枝毛や切れ毛などのヘアダメージのほかカラーの褪色も進行させてしまいます。
乾燥
空気が乾燥すると髪の水分が失われパサつきの原因になります。
空気の乾燥というと秋や冬などの季節的な要因が考えられがちですがそれだけではありません。
夏場であっても冷房が効いた室内に長時間いることで髪の毛は乾燥します。
同じように冬場の暖房によっても乾燥しやすくなってしまうため、通年を通して髪の乾燥によるダメージ等のは注意する必要があります。
間違ったヘアケアアイテム選び
スタイリング剤やシャンプーによってもヘアダメージの原因になる場合があります。
例えば男性に好まれるセット力(ホールド力)の強いハードワックスは髪の表面をコーティングする成分が多く含まれているためシャンプー時に強い摩擦が必要になってダメージにつながる場合があります。
また、ハードスプレーやジェルなどのアルコールを多く含むスタイリング剤は揮発する際に髪の水分を奪いやすく、乾燥やパサつきの原因になることも。
さらにシャンプーにおいても汚れを落とす洗浄成分が強すぎることでパサつき乾燥の原因になってしまうこともあります。
上記のように普段何気なく使っているヘアケアアイテムが髪のダメージの要因にもなっている場合があるため今一度今使っているものが自分に合っているか確認してみましょう。
栄養不足
健康な髪を作るためには、毎日の食事から摂取する栄養がとても重要です。
特に髪の主成分であるタンパク質やミネラルが不足すると髪は弱くなり前述した外的要因にも左右されやすくなります。
日々バランスの取れた食事を心がけることがダメージ健康な髪の成長につながります。
ストレス
ストレスを感じると自律神経のバランスが乱れて血管が収縮しやすくなります。
血管が収縮すると血流が悪くなり、バランスの良い食事を心がけていても髪の毛に必要な栄養が届きにくなってしまいます。
その結果、髪の成長に必要な栄養が十分に送られず、髪の毛本一本が細くなったり強度が低下することでダメージを受けやすい髪になってしまいます。
また血行不良は抜け毛が増える原因にもなるため薄毛のリスクも促進させてしまいます。
睡眠不足
良質な睡眠時には成長ホルモンが盛んに分泌されています。
ですが睡眠不足や睡眠の質が低下することで成長ホルモンの分泌が滞り、髪の成長の阻害されダメージを受けやすい髪にしてしまいます。
また、睡眠不足は自律神経の乱れを引き起すことで血管を収縮させてしまう場合があります。
頭皮の血行が悪くなると髪の毛に必要な栄養や酸素が十分に届かなくなり、ヘアサイクルの乱れや抜け毛の増加につながるリスクも持ち合わせています。
パーマやカラー
美容室で行うパーマやヘアカラー。
これらの薬剤は髪の毛内部に浸透し、構造に直接働きかけ負荷を与えます。
1度や2度の施術、または色味やスタイルによってはそこまで深刻ではありませんが頻繁に繰り返すことでダメージは蓄積され髪の状態はどんどんと悪化していきます。
薬剤施術によるダメージの特徴

カラーとパーマ、それぞれのダメージにはどんな特徴がありますか?
前述したように、カラーやパーマは専用の薬剤を使い髪の毛内部の構造に直接働きかけるため大きな負担をかけます。
また時間の経過とともにダメージが進行してくるため継続したカラーやパーマを考えた際、ダメージによっては希望する色味やカールのデザインができない可能性も。
ここではそれぞれの施術によってどんなダメージの特徴があるのか解説していきます。
カラーによるダメージの特徴
カラー剤に含まれるアルカリ成分には、髪の表面にあるキューティクルの剥がれや損傷を促す作用があります。
キューティクルが剥がれると、髪の内部の水分や栄養が流れ出しやすくなりパサつきやゴワつきなどのダメージの原因に。
また、カラー剤の染料はキューティクルの内側にあるコルテックスという部分に入り込んで発色します。
この過程でコルテックスを構成するタンパク質が変性したり、結合が切断されたりすることがあるため髪の強度低下や弾力性の低下につながり枝毛や切れ毛などのダメージを引き起こします。
さらにカラー剤には、元の髪色であるメラニン色素を分解したり脱色したりする作用があるのですがこれによっても髪の毛には大きな負担がかかっています。
とくにハイトーンであればあるほど脱色力が強いため髪にかかる負担は大きくなります。
パーマによるダメージの特徴
パーマ施術には1液と2液、二つの薬剤を使います。
まず1液で髪の内部にあるタンパク質の結合を切断し、2液で再び結合させることでパーマの形を固定します。
この切断と結合によって髪の毛には大きな負担がかかります。
また、カラー剤と同様にパーマ液にもアルカリ成分が含まれているため、キューティクルの剥がれや損傷によるパサつきやゴワつきが生じやすくなります。
加えてパーマ施術は髪の水分を保持する力が低下させ乾燥を促す作用があります。
そのため、乾燥はパサつきやゴワつきだけでなく切れ毛や枝毛の原因にもなるため注意しましょう。
ダメージにあったケアの必要性がお分かりいただけるのではないでしょうか。

髪のダメージが引き起こす4つのトラブル

ダメージを放置しておくとその他にどんなデメリットがありますか?
ここではヘアダメージが引き起こすトラブルについて解説していきます。
まとまりが悪くなる
パサつきや乾燥などによって中間から毛先にかけてゴワゴワと広がりやすくなります。
そのためアイロンやコテなど熱で剥がれたキューティクルを押さえつけたり、スタイリング剤をしっかりとつけないとおさまらなくなるため、毎日のヘアセット大変に。
ダメージによって損傷した部分にさらに熱ダメージを加えたり過剰な油分をプラスしなければならなくなるためどんどんとヘアダメージを促す結果となてしまいます。
見た目の印象が悪くなる
健康的でツヤのある髪は、清潔感や若々しさといったポジティブな印象を与えます。
一方でダメージを受けた髪は、だらしなく見えたり疲れて見えたりとどうしてもネガティブな印象を与えてしまいがちです。
髪の毛同士の摩擦によって切れ毛が増える
髪のダメージが蓄積すると髪の毛同士が絡まりやすくなり摩擦によって枝毛や切れ毛も増えてしまします。
そうすると髪の長さが均等に伸びなくなることでさらにまとまりが悪くなったり見た目の印象も悪くなってしまいます。
カラーやパーマが継続できなくな
髪のダメージが蓄積すると、髪の毛そのものの強度が弱くなり綺麗にパーマをかけることが難しくなります。
また、強めのカールが出しづらくなったり細かいカールが出しづらくなる場合もあるため理想のヘアスタイルの実現ができなくなることも。
カラーにおいては染めてもすぐに抜けてしまったり、褪色後の色が黄色っぽくなってしまうなど髪色の維持が難しくなります。
特にカラーとパーマを同時にされている方、継続してデザインを楽しんでいきたい方は日々のケアはもちろん、サロンでのケアや色味とパーマのスタイルの組み合わせを美容師さんと相談しながら無理なく継続していきましょう。
ダメージケアに最適なシャンプーの選び方4選

ダメージケアができるシャンプーを使っていきたいと思うのですがどんなものを選べば良いのでしょうか?
ここでは実際にダメージケアシャンプーを選ぶ際のポイントについて解説していきます。
この4つに注目するだけでシャンプー選びも楽しく、そして悩まなくなりますよ!
ダメージの原因(補修成分)で選ぶ
日常生活における外的要因によるダメージ
乾燥や紫外線、熱などの外的要因からくるパサつきが気になる方はセラミド成分が配合されたシャンプーがおすすめです。
セラミド成分には髪のハリコシを維持する効果があるためパサつき改善に効果的です。
目安となるシャンプーは成分表記にセラミドNG・セラミドNPなどが記載されているためチェックしてみてください。
毛髪の構造は、内部を保護するキューティクル・太さや硬さなどを決めるコルテックス・髪の芯であるメデュラの3層で構成されています。
髪の表面にあるキューティクルに損傷が起こると、隙間から髪のたんぱく質が流出します。
その結果、内部がスカスカになりダメージを受けやすい状態になってしまうのです。
内部の隙間を埋めて髪の内部を密にすることで水分や潤いの流出を防ぎダメージケア効果を期待することができます。
カラーやパーマによるダメージ
カラーやパーマによるダメージが気になる方は加水分解ケラチンが含まれたシャンプーがおすすめです。
加水分解ケラチンには髪の主成分であるケラチンを補修する働きがあり、キューティクルの剥がれや損傷に効果的です。
また、加水分解ケラチンの中にも補修効果やコンディショニング効果の高いカチオン化加水分解ケラチンや、髪の疎水性部分に馴染みやすくバリア機能の強化やツヤ出し効果の高い油溶性加水分解ケラチンなどがあります。
継続的にカラーやパーマを楽しみたい場合、髪の主成分であるケラチンの補修は重要なケアのポイントになるため加水分解ケラチンを含むシャンプーを優先的に選ぶようにしましょう。
洗浄成分で選ぶ
髪や頭皮の汚れを落とす洗浄成分には、洗浄量が高くさっぱりと洗い上げるものやマイルドな洗い心地で敏感肌でも使いやすいものなど、商品によって異なります。
頭皮環境や髪の状態に合わないものを選び使い続けてしまうと頭皮トラブルはもちろん、髪のダメージの進行を促してしまう恐れがあります。
特に男性用と謳われているものは洗浄力が強めのものが多く頭皮や髪に必要な潤いを取りすぎてしまうものが多くあります。
もちろん、汗をかきやすい方や皮脂の分泌量が多い方であればそういった洗浄成分のものが最適です。
(とはいえ使用し続けるとトラブルの原因になる恐れも)
ですがダメージが出ている髪の毛というのは潤いが少ない状態であるため過剰な洗浄力では更なる負担をかけてしまう恐れがあります。
頭皮や髪の汚れをしっかりと落としつつ、ダメージケアに必要な潤いを適度に残しことを考える場合はマイルドな洗い心地のアミノ酸系洗浄成分がおすすめです。
アミノ酸系洗浄成分は敏感肌や乾燥肌の人にも使いやすい洗浄成分なのでサロン用のシャンプーにも使われることが多いです。
質感や仕上がりで選ぶ
シャンプーによって洗い上がりの質感も異なります。
さっぱりとした爽快感のあるものはもちろん、指通りがサラッとしたものやしっとりするものなどさまざま。
ダメージにお悩みの方の多くは指通りに違和感を感じている場合が多いです。
その場合は保湿成分が豊富に含まれているものはもちろん、髪に被膜を作りコーティングする働きをもつシリコンが含まれるシャンプーであればサラサラ感やしっとり感もしっかりと感じることができます。
成分表記にはシリコーンもしくはジメチコン・シロキサンなどと記載されています。
香りで選ぶ
シャンプーを選ぶ際は香りも重要な要素の一つです。
ヘアケアで重要なことは毎日継続するということ。
毎日使うものだからこそ、心地よく使用できるものを選びリラック効果も高めていきましょう。
例えば甘い香りが好みの方はローズ・ジャスミン、柔らかな印象の香りであればフローラル系やサボン系がおすすめです。
フレッシュな印象がお好みであればフルーティーな香りものやシトラス系や柑橘系ものおすすめ。
一方で、男性らしい香りのものが好みの方はウッディーな香りのもがおすすめです。
ダメージヘアにおすすめのシャンプー厳選10選

実際に美容師さんがおすすめするシャンプーだとどんなものがありますか?
ドラッグストアで購入でいるものでいいものがあれば知りたいです!
ここでは私が実際におすすめしたいシャンプーとして、市販で購入できるもの5本、美容室で取りあるのある5本をそれぞれご紹介させて頂きます。
普段お客様からも市販で購入できるおすすめのシャンプーについてご質問いただくもことも多いですが、私自信美容師でもありますのでここでは美容室で取り扱っているいわゆるサロン専売品のシャンプーについてもご紹介させて頂きます。
もちろん市販のシャンプーが悪いというわけではありません。
その人の頭皮環境や髪の状態に合ったものを選ぶということと、毎日継続できるものを選ぶという観点で幅広くご紹介させて頂きます。
それを踏まえてぜひご検討ください!

市販で購入できるおすすめのシャンプー5選
haruシャンプー

植物由来の洗浄成分によって頭皮環境を整えかのダメージ補修をしてくれるのがharuのシャンプー。
ヘマチンなどのダメージ補修成分が紫外線によるダメージを補修し、加水分解ケラチンも含まれてることでカラーやパーマによるダメージも補修してくれます。
また、ボリュームアップ効果のあるキャピキシルが含まれているため年齢によるハリコシにお悩みの男性にも最適です。
ALLNA ORGANIC オーガニックシャンプー

ダメージによるパサつきをしっとり滑らかに仕上げたい男性におすすめなのがアロナオーガニックのシャンプー。
4種のヒアルロン酸に加え、3種類のコラーゲンやセラミドなどを配合しているため保湿効果が高く、24種類にも及ぶ植物由来のエキスも添加されているためしなやかでハリコシのある毛髪へと導いてくれます。
ベタイン系のマイルドな洗浄成分を使用しているため、頭皮はもちろん髪に必要な潤いはしっかりと残してくれる安心の洗浄力も嬉しいポイントです。
Nile 超濃密泡ジェルシャンプー

サメ皮由来のペプチドコラーゲンで毛髪を内側から補修し、ダメージによる乾燥やパサつきをしっとりとしなやかな毛髪へと導いてくれるのがNileのジェルシャンプー。
濃密ジェルが弾力のある泡になることでしっかりと洗浄し、髪の毛同士の摩擦も軽減してくれるためダメージ毛を労わりながら洗うことができます。
植物由来のアミノ酸系洗浄成分で髪の毛だけでなく頭皮も優しく洗い上げるのが特徴の一本です。
Nile ダメージケア シャンプー

アミノ酸活性剤とノンシリコン処方を採用したNileシリーズダメージケアシャンプー。
頭皮環境の正常化とハチミツやケラチンでなどダメージ補修を行いながら頭皮と髪、どちらにもアプローチしてくれるのが最大の特徴。
カラーやパーマでキューティクルが開いてしまった髪や、内部にダメージを受けて憂鬱なスカスカになってしまった髪に潤いを与えることができます。
THREE スキャルプ&ヘア リファイニング シャンプー R

頭皮や髪に優しいアミノ酸系洗浄成分を配合し、髪の1本1本をシルキーな美しさへ導くのがTHREEのダメージケアシャンプー。
髪へのコンディショニング効果が高いためキューティクルを守りパサつきやごわつきを抑えて指通りがなめらかな髪へと仕上げてくれます。
主な保湿成分やエモリエント成分には植物由来のものを多く使用しているため安心して使える一本です。
美容室で購入できるおすすめのシャンプー5選
フィヨーレ Fプロテクト ヘアシャンプー リッチタイプ

頭皮や髪を優しく洗い上げるアミノ酸系洗浄成分が特徴のフィヨーレのFプロテクトシャンプーシリーズ。
その中でもこのリッチタイプはカラーやパーマなどの薬剤処理で失われた毛髪細胞間脂質を補い、ラメラ構造を再構築させることで毛髪本来の持つバリア機能をケアしてくれうのが最大の特徴です。
保湿成分・補修成分ともにしっかりと配合されいているためダメージによって失われた髪の強度をサポートする上で効果的な一本です。
ナプラ N.シアシャンプー モイスチャー

多くの美容師に好まれているNドットシリーズのシャンプーは、シアバター由来の洗浄成分が頭皮と毛髪に高いうるおい効果もたらすのが最大の特徴。
頭皮の毛穴の汚れをしっかりと落としてくれるだけでなく、3種類の超高圧処理植物オイルやマルラオイルなどの保湿成分が配合されいてるためカラーやパーマによるダメージにも最適。
ダメージでパサつきがちな髪をしっとりとまとめてくれるものの、洗い上がり自体はサラッと仕上がるのでベタつきが苦手な男性にも使いやすい一本です。
ディープレイヤー エクストラグロッシー

ダメージによる広がりやうねりが気にある男性におすすめなのでディープレイヤーのエクストラグロッシー。
補修成分や加水分解ケラチンや保湿成分である加水分解ヒアルロン酸などの成分がブースター効果によって髪の内部に浸透しやすくなてっていることでカラーやパーマによるダメージ毛や、ブリーチによるダメージ毛でも滑らかでまとまりのよう状態に仕上げてくれます。
継続してヘアデザインを楽しんでいきたい方におすすめの一本です。
ミルボン リストラティブシャンプー

ハイダメージ毛をしなやかな髪に仕上げてくれるのがグローバルミルボンのリストラティブシャンプー。
洗浄補助成分としてココイル加水分解ケラチンし、ケラチン活性剤配合の泡で髪の毛を洗いながら補修してくれます。
薬剤ダメージによって髪の毛が空洞化してしまった髪をハリコシのある髪に仕上げてくれるためカラーやパーマによるダメージにお悩みの男性におすすめの一本です。
TOKIO IE インカラミ プレミアムシャンプー

カラーやパーマによるダメージにお悩みの男性におすすめなのがTOKIOインカラミプレミアムシャンプー。
内部補修成分には高い補修効果のある加水分解ケラチン、外部補修成分にはココイル加水分解コラーゲンKとラウロイル加水分解シルクNaを配合しているため、内側と外側からしっかりとダメージケアをすることができます。
さらにしっかりとした洗浄力のある洗浄成分を配合しているため皮脂量の多い男性や普段からスタイリング剤を使うことの多い男性にも最適な一本です。
ここで紹介したシャンプーはあくまで一例です。
その他にもおすすめのシャンプーはたくさんあります!

ダメージケアに最適なシャンプーの手順

髪の毛というのは濡れている時が最も敏感な状態。
特にダメージを受けている髪の毛というのは正しい手順でシャンプーを行わないと更なるダメージの原因にもなりかねません。
ポイントは髪に負担をかけない洗い方。
髪のダメージが気になる方は以下の
ダメージヘアのシャンプーのポイント
- しっかりと予洗いをする
- お湯の温度は38度前後
- スタイリング剤がついている場合はトリートメントで入荷
- シャンプーをしっかりと泡立てる
- マッサージするように洗う
- しっかりとすすぐ
しっかりと予洗いをする
シャンプー前にお湯で丁寧に洗い流しましょう。
シャンプー剤は汚れを落とすものではありますが、お湯で流すだけでも汗や髪表面の汚れやホコリを落とす効果があります。
また、シャンプーの泡立ちを良くしてくれるため、髪の毛同士の摩擦軽減にもつながります。
お湯の温度は38度前後
前述したように髪の毛や頭皮についた汗や汚れは予洗いである程度落とすことができます。
とはいえお湯の温度が熱すぎると髪の表面を覆っているキューティクルが損傷しやすくなり変えて髪のダメージを加速させます。
お湯の温度を37〜38度くらいに設定することで髪の毛に負担をかけることなくある程度の汚れを落とすことができます。
トリートメントで乳化
スタイリング剤がしっかりついていると一度のシャンプーではなかなか落ちない場合があります。
とはいえ何度もシャンプーをしてしまうと髪への負担も大きくなります。
その場合は37〜38度くらいのお湯で予洗いした後にトリートメントをつけて乳化させ、その後にシャンプーすることで一度のシャンプーでしっかりと汚れを落とすことができます。
シャンプーをしっかりと泡立てる
シャンプーをしっかりと泡立てることで髪の毛同士の摩擦を減らし、髪への負担を最小限に押せながら汚れを落とすことができます。
泡立ちが悪い場合、髪の毛同士の摩擦が増えるだけでなくシャンプーの成分がダイレクトに髪や頭皮に触れてしまうことでヘアダメージや頭皮トラブルにつながる場合もあります。
マッサージをするように洗う
シャンプーをしっかりと泡立てたら指の腹を使って、頭皮を揉むように優しく洗いましょう。
爪を立てたり、ゴシゴシと力を入れて洗うのは、頭皮や髪を傷つける原因になります。
しっかりとすすぐ
シャンプー剤が頭皮や髪に残らないように、しっかりとすすぎましょう。
特におでこの生え際や耳の後ろなどはすすぎ残しが多いので注意が必要です。
すすぎ残しは、頭皮トラブルヘアダメージの原因になることがあります。
ダメージヘアに最適な髪の乾かし方

ダメージヘアを乾かす際は、摩擦などの刺激を最小限に抑えることがポイントです。
そのため髪を乾かす際は以下の3つの点に注意してみましょう。
ダメージヘアを乾かす際のポイント
- タオルドライは優しく丁寧に
- 洗い流さないトリートメントを使う
- ドライヤーを正しく使う
タオルドライは優しく丁寧に
髪を乾かす際は自然乾燥を避けドライヤーで乾かす必要があります。
とはえいドライヤーの使用を短い時間で済ませるためには丁寧なタオルドライが重要。
シャンプー後はタオルでゴシゴシと強く拭いてしまうと摩擦によってキューティクルが剥がれる原因になります。
頭皮と髪を優しくポンポンと弾くように水分を取ることで髪への負担を最小限に抑えることができます。
洗い流さないトリートメントを使う
シャンプー後、ドライヤーで乾かす前に洗い流さないトリートメント(アウトバストリートメント)を使用することでドライヤーの熱によるダメージを抑え、保湿と補修を行うことができます。
アウトバストリートメントにはヘアオイルとヘアミルクがあり、髪のダメージレベルや求める質感、髪質に合わせて様々な種類から選ぶことができます。

ヘアミルクとヘアオイルの違いと効果的な使い方【現役美容師が解説】
まとめ【正しいシャンプーで正しいケアを】
今回はダメージヘアの男性におすすめするシャンプーの選び方や特徴について解説させていただきました。
毎日使うシャンプーは最も身近で効果的なヘアケアアイテムです。
髪のダメージレベルに合わせた一本を選ぶことで、より良い状態に導いてくれるはず。
ぜひ今回の記事を参考に「こだわりの一本」見つけてみてください。