今回はこんな男性のお悩みを解決してきます。
この記事でわかること
- 髪の乾燥の原因
- 髪の乾燥対策
- 乾燥に最適なケアアイテム
毎年秋から冬にかけて髪の乾燥が気になるという男性も多いのではないでしょうか?
髪が乾燥するとまとまりが悪くなったり静電気でペタンと潰れてしまってどうも扱いにくいですよね。
髪の乾燥は年代問わず多くの男性が抱える悩みですがその理由はみなさん様々で、最適な対策方法はケアアイテムは髪の状態や質感・好みによって変わってきます。
そこで今回の記事では髪の乾燥ケアとして最適なアイテムを3種類ご紹介しています。
それぞれの特徴や使い方、そしてどんなシーンに適しているか・どんな方にオススメなのかまで解説していきたいと思います。
ぜひ参考にしてみてください。
早速おすすめのアイテムが知りたい方はこちらをチェック!
目次
髪が乾燥する原因
髪の毛が乾燥してしまう理由は外部要因と内部要因の大きく二つあります。
まず外部要因は髪の表を覆うキューティクルが損傷し内側にある水分が蒸発してしまうことです。
毎日のシャンプーやタオルドライで起こる摩擦ダメージやドライヤーなどによる熱ダメージさらには紫外線ダメージによってもキューティクルは損傷します。
また、カラーやパーマなどでもキューティクルの損傷だけでなく内部構造を破壊する化学ダメージを受けてしまいます。
一方で内部要因には栄養不足による髪の健康状態の悪化や頭皮の乾燥による髪の乾燥、睡眠不足やストレス・喫煙などの不規則な生活化においても水分量は減少します。
さらに加齢とともに皮脂の分泌量が減流ことで髪はパサつきやすくなり、新陳代謝の低下や水分を保持する力が弱くなることでも乾燥しがちになります。
髪の乾燥によって起こるデメリット
髪の毛が乾燥していても「まぁいいか」と思う方いるかもしれません。
とはいえ髪の乾燥をそのままにしておくと様々なドラブルやデメリットが生じます。
見た目の印象の悪化
髪のパサつきは年齢より老けてみられてしまったり、だらしない印象を与えてしまいます。
また、髪は健康のバロメーターと言われるほど体調を反映するため不健康な印象も与えかねません。
何より清潔感に欠けた印象を与えてしまうため、シーンいおいては重要な場面でトラブルの要因にある恐れもあるため注意をしましょう。
まとまりが悪くなる
髪の毛が乾燥すると髪の毛内部の水分量にばらつきが出るためまとまりが悪くなってしまいます。
特に雨の日や湿度が高い日はボリュームが出てしまったり、空気の乾燥が強い日は静電気の影響も受けやすくなります。
ヘアセットが難しくなる
乾燥した髪は表面にあるキューティクルが剥がれていることでゴワつきまとまりが悪くなることでスタイリングがしにくくなります。
また、スタイリング剤が髪に馴染みづらいことでせっかく時間をかけて作った髪型も崩れやすく持ちが悪くなってしまいます。
指通りが悪くなる
キューティクルが損傷することで指通りが悪くなり髪の毛同士の引っ掛かりや摩擦が大きくなります。
そのため更なる切れ毛の原因や本来抜けるべきではない髪まで抜けることで毛根へのダメージも考えられます。
髪のデザインが楽しめなくなる
乾燥した髪の毛は非常にデリケートな状態であるためカラーやパーマの薬剤によるダメージに対して慎重にならなければなりません。
そのため髪のダメージによっては希望のパーマやカラーができなくなる可能性があります。
コンスタントにカラーやパーマなどの薬剤を必要とした髪のデザインを保つためにはしっかりと保湿をしいい状態を維持し続ける必要があります。
しっかりと対策をする必要がありますね!
髪の乾燥ケアにおすすめな3つのアイテム
毎日手軽に使えるケアアイテムにはどんなものがありますか?
前述したように髪の乾燥をそのままにしておくと様々なデメリットがあります。
加えて切れ毛や毛が細くなるなど更なるトラブルの要因にもなりかねません。
ここでは毎日手軽に乾燥ケアを行えるアイテムとして以下の3つのアイテムを紹介していきます。
乾燥ケアに効果的なアイテム
- ヘアオイル
- ヘアミルク
- ヘアバーム
ヘアオイル
髪の乾燥と広がりを抑えるのに最適なのがヘアオイル。
ミネラルや植物由来の油分が髪の毛の表面をコーティングすることで水分を閉じ込め、ツヤのある髪へと導いてくれます。
シャンプー後、ドライヤーで乾かす前のアウトバストリートメントとしてはもちろん、油分量によってはスタイリング剤としても使うことができるものも多くあり、幅広い用途で使うことができます。
ヘアミルク
髪の毛を内側から潤し、健やかに導いてくれるヘアミルク。
ヘアミルクはヘアオイルと違い油分だけでなく水分をベースに、保湿成分や美容成分、ダメージケア成分などを配合しています。
そのため油分による補修だけでなく水分による保湿もできるため、くせ毛などの乾燥毛の方にも最適です。
水分が多いので成分が浸透しやすほかサラッとした指通りでベタつきが苦手な男性には嬉しい質感を実現してくれます。
ヘアバーム
髪の毛の乾燥と広がりを抑えるのに役立つヘアバーム。
ヘアバームはミツロウや天然由来のオイルを固めたヘアケア用品で、固めの質感で思い通りの毛流れや毛束をつくりやすく、保湿にもヘアセットにも使うこともできます。
テクスチャーとしてはワセリンのようなロウのようなものですが、指で手に取り手のひらで馴染ませることで体温でとけ柔らかい質感いなります。
ミルクタイプのパームもあるためどんなスタイルの方でも使いやすいアイテムになります。
ヘアミルクとヘアオイルの違いと効果的な使い方【現役美容師が解説】
髪の乾燥ケアアイテムを選ぶ4つの方法
どういった基準で選べばいいのでしょうか?
前述したように男性の髪の乾燥ケアにはヘアオイル・ヘアミルク・ヘアバームの3つがおすすめです。
とはいえ自分に合ったヘアケアアイテムはどのように選べばいいのでしょうか。
ここでは以下のように髪の状態はもちろん、質感の好みやシーンに合わせた4つの選び方について解説していきます。
乾燥ケアアイテムの選び方
- 髪質や状態で選ぶ
- 使うシーンに合わせて選ぶ
- 香りで選ぶ
- 質感で選ぶ
髪質の状態で選ぶ
髪のボリュームが多く膨らみやすい方は重めのオイルやしっとりタイプのものがおすすめです。
一方で髪の毛が細く柔らかい方は唐梅のいるやサラサラタイプのヘアオイルがおすすめです。
くせ毛や乾燥毛の方は髪の毛内部の水分量も不足しているため、水分を含んだヘアミルクを使うことで内側からの保湿と髪の表面のキューティクル補修も行うことができます。
もちろんヘアミルクにも重めのものや軽めのものがあるので、髪の太さやボリューム感で調整することは可能です。
ヘアバームはワックスよりも柔らかく、クリームよりも固さがあるため毛先をサラッとまとめつつツヤ感のあるスタイルにしたい場合の酢チアリング剤として最適です。
使うシーンに合わせて選ぶ
シャンプー後、ドライヤーで乾かす前はヘアミルクやヘアオイルがおすすめです。
特に乾燥が気にある方やくせ毛で広がりやすい方はヘアミルクを付けてから乾かすことで水分を保持しながらしっとりとまとめることができます。
一方でカラーやパーマによるダメージが気になる方はヘアオイルをつけて乾かすことでヘアオイルに含まれる熱に反応する補修成分がキューティクルをなめらかに整えてくれます。
また、乾かした後にも乾燥を防ぐためにヘアオイルを使うことで広がりを抑えることができます。
スタイリング剤として使用する場合は高い保湿力やしっとりとした質感のヘアオイルを選びましょう。
束間や毛流れを出しやすいものであればべたつきを抑えて軽やかにまとめることができます。
さらにヘアバームであれば柔らかく固めてくれる効果があるため、べたつきすぎつかつ硬め過ぎたくない方におすすめです。
質感で選ぶ
ヘアオイルは油分が主成分であるため比較的しっとりとした質感であったり重めの質感に仕上げてくれる特徴があります。
一方でヘアミルクは油分と水分が主成分になっているためサラッとした軽い質感に仕上げてくれます。
種類や付け方によってはベタつきが気になったり、逆にしっとり感に物足りなさを感じる場合もあるかと思います。
髪質や髪型によって最適な質感は異なるため、油分の含有量を目安に選ぶのも一つの方法です。
また、スタイリグの際に使う場合敵風土なつやとまとまりが欲しい場合はヘアオイルを、プラスして毛束感やまとまり感が欲しい場合はヘアバームがおすすめです。
ぜひこちらも参考にしてみてくださ。
香りで選ぶ
香りも重要な要素の一つです。
シャンプーやトリートメントを選ぶ際と同じように毎日使うものは好みの香りやリラックス効果のある香りを選びたいものです。
特に男性の場合はウッディーな香りのものからシトラス系の爽やかな香りのものを好まれる方が多くいらっしゃいます。
もちろんフルーティーな香りのものから甘い香りもものまで様々なタイプがあるため好みの香りを探してみましょう。
髪の乾燥ケアにおすすめのアイテム15選
ここではおすすめのヘアオイル、ヘアミルク、ヘアバームをそれぞれ5つずつご紹介しています。
おすすめポイントを参考にしながら自分にぴったりの一本を見つけてみてください!
おすすめのヘアオイル5選
MENON メンズヘアオイル
細かな束間やしっかりとしたツヤ感を作ってくれるのがMENONのヘアオイル。
ヘアオイルらいしツヤ感はあるものの、ベタつかずサラッと仕上げてくれるのためベタつきが苦手な男性にもおすすめです。
また、ホワイトフローラルな爽やかな香りはシーンを問わず合わせやすく使いやすいのも嬉しいポイント。
アウトバストリートメントとしての使用はもちろん、ワックスに混ぜることでツヤ感もアップさせてくれます。
LIPPS ヘアー ベーススタイリングオイル
カラーやパーマによるダメージが気にある方におすすめなのがLIPPSのヘアオイル。
厳選された8種類の植物オイルが傷んだ髪をコーティングし湿気から髪を守ってくれることでヘアスタイルをしっかりと維持してくれます。
手櫛で整えるだけでナチュラルな質感にっとのえてくれるためセンターパートやサイドパートスタイルなど、毛流れを活かしたスタイルのヘアセットに最適なケアアイテムです。
トラック オイルNo.3
トラックオイルは天然由来成分99.19%のマルチ美容オイルで、乾燥しがちな毛先にいきいきとした自然なツヤを与えてくれるのが特徴です。
また、ほのかに香る金木犀の香りは甘過ぎず爽やかさでどんな方でも手に取りやすいのがポイント。
乾燥が気になる秋〜冬にかけて、持っておいて損はない重宝する一本です。
sunao ヘアアンドスカルプエッセンス
頭皮ケアにヘアケア、加えてヘアセット時のスタイリングの代わりにも使えるのがsunaoのヘアオイル。
一本で3つの用途に使えるというのは男性にとって魅力的なポイントの一つです。
高い保湿力がありながらベタつかずふわっとまとめてくれるためヘアオイル特有のベタつきが気になる方には最適な一本です。
E STANDARD HAIR OIL (イイスタンダード ヘアオイル)
アボカド油やアルガンオイルなど保湿効果の高い成分が含まれてることで髪のダメージや乾燥から髪を守ります。
とはいえオイル特有のベタつきもなくサラッとした質感に仕上がるのも嬉しいポイント。
紫外線やドライヤーの熱からも髪を守る働きがあるためアウトバストリートメントとしてはもちろん、お出かけ前のスタイリング剤としての使用法も可能な一本です。
メンズにおすすめのヘアオイル10選!現役男性専門美容師が徹底解説
おすすめのヘアミルク5選
ナプラ N.シアミルク
N.(エヌドット)のヘアミルクは超高圧処理した3種の植物オイルが髪の芯から湿てくれる乳液タイプのアウトバスミルク。
毛髪柔軟成分が髪の内部まで浸透し、かたくなった髪をやわらかくしなやかな髪へと導きます。
乾燥毛にダメージ毛、多毛に硬毛の男性まで幅広い髪質や状態の方におすすめの一本。
ホワイトフローラルの香りが使いやすいのも嬉しいポイントです。
RETOUCH(レタッチ) ケアミルク
現役美容師がメンズ専用としてプロデュースしたのがレタッチのケアミルク。
熱に反応して毛髪ダメージを補修するエルカラクトン配合でシャンプー後乾かす前のアウトバストリートメントととしてはもちろん、毛髪保護成分であるリピジュアが配合されてるたヘアセット前のベーススタイリング剤としてもおすすめです。
サラッとした質感と石鹸のようにフワッとした香りは男性の好みを抑えたおすすめの一本です。
NILE(ナイル) ヘアミルク
「NILE」のヘアミルクは、保湿成分としてシアバターや毛髪補修成分としてココナッツオイルを配合しているためダメージによるうねりやゴワつきをしっかりと改善してくれます。
サラッとした仕上がりと指通り、そしてアップルフラワーの香りで毎日のヘアケア満足度がアップすること間違い無しです。
アウトバスとしてヘアオイルも展開しているため、ドライ前のトリートメントはヘアミルク、ドライ後のトリートメントはヘアオイルを使うと「化粧水」と「乳液」のようなカバー効果も得ることができます。
オーシャントリコ アンサーミルク
ゴワつきや広がりが気になる男性におすすめなのがメンズサロン「オーシャントウキョウ」がプロディースするオーシャントリコシリーズのアンサーミルクです。
髪をしっとりとさせる成分が豊富に含まれているにも関わらずベタつかずサラッとしたまとまりが持続するのが特徴。
ローヤルゼリーやシルクなど5つの毛髪補修成分が配合されているたトリートメント仕立ての質感を1日キープさせることができます。
アリミノ ダンスデザインチューナー バレエメロウ ミルク
現役美容師がプロデュースする「ダンス」シリーズのヘアミルクバレエメロウは、サラッとした付け心地でナチュラルにしっとりまとまるのが特徴です。
クリアリネンノートの香りはどんな男性も使いやすい優しい香りで使い勝手も抜群。
毛髪保護成分はもちろん、高い浸透性で保水力の高い加水分解ヒアルロン酸配合で乾燥毛に悩む男性やダメージによるパサつきに悩む男性に最適な一本です。
メンズがヘアミルクを使うメリットと現役美容師オススメの厳選5本!
おすすめのヘアバーム5選
RETOUCH(レタッチ) ヘアバーム
軽い質感で柔らかく自然な毛流れを1日キープさせることができるのがレタッチのヘアバーム。
ツヤ感はもちろんのこと、オイル以上かつワックス以下のセット力でセンターパートやサイドパート、マッシュスタイルなど少し長めの大人スタイルを楽しみたい男性に最適です。
清潔感のあるハッカ精油の香りで髪の毛だけでなくリップやハンドクリームとしても使えるマルチなケアアイテムです。
ETORAS(エトラス) レアバーム
適度なツヤと緩やかな動きをさっとつくれて、ハンドクリームとしても使えるエトラスのバーム。
“レア”という名前の通りみずみずしい肌馴染みのいいテクスチャーでベタつきは少なく柔らかな仕上げてくれます。
パサつきやダメージは抑えつつツヤ感のある質感に仕上げてくれるため、ラフに髪を整えたい方におすすめのアイテムです。
JS Sloane(ジェイエススローン) ヘアバーム
ジェイエススローンのヘアバームはごわつく髪を修復し、髪を重くすることなくツヤ感と質感を作り出すことができるヘアバーム。
健康的な輝きと気品のある香りは大人の男性にぴったりの一本です。
NY生まれのメンズ専門のヘアケアアイテムで、「本格的」な髪や体の乾燥対策をお探しの方におすすめです。
アリミノ ダンスデデザインチュナー ポッピンフィグ
乾いた髪でも馴染み見よく、柔らかな束感や毛流れを作ってくれるのが特徴なのがダンスのポッピンフィグ。
バームに多い一般的な固形タイプのものではなくミルクタイプの柔らかなテクスチャーのため扱いやすいのもポイント。
しっかりとしたツヤ感を作ってくれるものの、付け過ぎてもベタつきや重くなりにくいためスタイリングが苦手な男性でも安心して使うことができます。
LUDLOW BLUNT(ルドローブラント) ヘアバーム
乾燥や絡まりが気になる方におすすめなのがルドローブラントのヘアバーム。
程よい艶感と軽やかなまとまりを与えてくれながら髪への負担を最小限にさえてくれるため、髪を労わりながら日々のヘアセットを楽しみたい方におすすめのケアアイテムです。
また、ヘアケアだけでなくハンドクリームとしても使用可能なのも乾燥肌の男性には嬉しいポイント。
髪の乾燥ケアアイテムの使い方
この3つはそれぞれどのように使えばいいでしょうか?
同じ乾燥をケアするアイテムではありますが、初めて知ったという方もいるかと思います。
ここではそれぞれの使い方について解説してきますのでぜひ参考にしてみてください。
ヘアオイルの使い方
ヘアオイルの主成分は油分によって構成されているため基本的に「ちょっと少ないかな?」くらいの量をつけるようにしましょう。
付け過ぎてしまうとベタつきの原因にもなります。
また根本付近にはつけず、中間から毛先にかけて揉み込むようにつけるようにしましょう。
頭皮につくことで毛穴に詰まったりすることで頭皮環境の悪化につながります。
ドライヤー前につける
シャンプー後、タオルドライした髪に揉み込んで乾かすことでドライヤーの熱や急激な乾燥から髪を守る効果があります。
また油分により髪の毛同士の摩擦を軽減されることで、乾かす際の摩擦によるダメージも軽減することができます。
乾燥や薬剤によるダメージが強い場合は、タオルドライ→ヘアオイルを揉み込む→ドライヤーでドライ→少し乾いた状態で再度ヘアオイルを揉み込むことでよりしっとりと仕上げることができます。
スタイリングの際につける
自然なツヤ感や毛先のまとまりが欲しい場合はスタイリング剤としても使うことができます。
特に秋〜冬にかけては乾燥から守る効果もあるためワックスやグリースをつけたくない時にもおすすめです。
またベース剤としても使うことができるため、セット剤をつける前に毛先中心に揉み込むことでツヤ感をアップさせることもできます。
ヘアミルクの使い方
ヘアミルクは基本的にドライヤーの前、濡れた髪につけることで水分や栄養が浸透ししっかりと保湿をすることができます。
ヘアオイルとは違いつけた感がないかもしれませんが、中間から毛先にかけて揉み込むようにつけていきます。
特に乾燥が気になる方はヘアミルクをつけてからドライヤーで乾かすことでしっとりとまとまりのある質感に仕上げてくれます。
ヘアオイルと違い水分を含んでいるため乾いた状態でスタイリング剤として使うとうねりや広がりの原因になる場合もあるため注意をしましょう。
とはいえパーマヘアーや癖を活かしたセットをする際は水分をキープするためのベース剤としてうまく使うことができます。
ヘアバームの使い方
ヘアバームは原則ヘアセットの際に使用します。
ヘアバームはオイルを固形化させたバターのような質感が特徴で、しっかりとした艶感と広がりを抑えまとまりを作ることができます。
そのためワックスやジェルほどしっかりとセットしたくない時や、ナチュラルなスタイルを楽しみたいときに最適なヘアアイテムです。
「おすすめのヘアバーム5選」でもご紹介したように、最近ではミルクタイプのバームもいくつかあるためヘアセットが苦手な男性でも手に取りやすいのも嬉しいポイントです。
ご自身の髪質や使うシーンによって好みのものを選んでみましょう!
髪の毛の乾燥ケアに効果的な対策
そのほか何か乾燥で気をつけることはありますか?
ここでは乾燥予防や乾燥対策として効果的なものとして以下の方法をご紹介していきます。
乾燥予防・対策方法
- 正しくドライヤーを使う
- バランスの良い食事を心がける
- 日傘や帽子を有効活用する
- シャワーヘッドを交換してみる
- 美容室でのヘッドスパ
- シャンプーの洗浄成分を見直す
正しくドライヤーを使う
男性の中には「髪も短いし、少し時間が経てば乾いているから大丈夫」とドライヤーを使って髪を乾かさないという方もいるかもしれません。
これは大きな間違いで、自然乾燥は髪も毛の水分はもちろん頭皮の潤いまでも過剰に奪ってしまうため頭皮環境の悪化や髪のパサつきの原因になります。
とはいえ長い時間ドライヤーの温風を髪や頭皮に当て過ぎたり同じ部分に当てすぎることで乾かし過ぎ、いわゆるオーバードライの状態になってしまいます。
まずドライヤーで乾かす前はしかりとタオルドライをして、ある程度水分を取り除いておきましょう。
温風を当てる際は頭皮から20センチほど離し、ドライヤーを動かしながら同じ部分に風を当てないようにします。
また、ドライヤーを持っていない反対の手で優しく地肌を擦り髪をしっかりと振りながら乾かします。
そうすることで効率よく短い時間で頭皮と髪を乾かすことができます。
もちろんタオルドライの後はヘアミルクかヘアオイルをつけることを忘れずに。
バランスの良い食事を心がける
乾燥しにくい髪を作るには、髪の暑成分でもあるタンパク質を積極的に取るようにしましょう。
良質なタンパク質を摂取するには以下の食品がオススメです。
- 鶏肉、豚肉、牛肉(特に赤味肉は鉄分も豊富)
- シャケ、マグロ、さば(オメガ3脂肪酸も豊富)
- 卵(ビタミンも豊富)
- 豆腐、みそ、納豆(植物性タンパク質が豊富)
- 牛乳、ヨーグルト、チーズ(カルシウムも豊富)
もちろんタンパク質だけでなくバランスよく様々な食品・栄養を摂取する必要があります。
特に亜鉛やビタミン、カルシウムなども重要な栄養素なので毎日の食事で意識して取り入れていきましょう!
- 亜鉛が豊富な食材・・・牡蠣、レバー(牛豚鶏)など
- ビタミンが豊富な食材・・・鰻、緑黄色野菜、柑橘類など
- カルシウムが豊富な食材・・・乳製品、豆腐、海藻類など
日傘や帽子を有効活用する
地肌だけでなく髪の毛にも悪影響を与える紫外線には注意をしましょう。
紫外線は髪の毛の表面にあるキューティクルを損傷させるため、髪の毛内部の水分の流出を促します。
また、髪の主成分であるタンパク質が紫外線によってタンパク質変性を起こし、パサつきやゴワつきの原因になります。
外にいる時間が多い日や日差しが強い日は帽子や日傘でしっかりと紫外線対策も行っていきましょう。
シャワーヘッドを交換してみる
水道水の塩素によって髪の毛が傷んでしまっている場合もあります。
対策として自宅のシャワーに浄水タイプのシャワーヘッドに付け替え、塩素を取り除いた水でのシャンプーを行うことも一つの方法です。
美容室でのヘッドスパ
ヘッドスパというと髪の毛ではなく頭皮に働きかける施術と思われがちですが、それだけではありません。
大前提として土台となる頭皮に問題があると健やかな髪は育たないんです。
頭皮全体をしっかりとマッサージすることで血行が良くなり、食事によって摂取した栄養素が毛根へとしっかり運ばれていきます。
もちろん月に一度程度の美容室でのヘッドスパも効果的ですが、自宅でのヘッドマッサージを数分だけでも毎日行うことで効果を得ることができます。
シャンプーの洗浄成分を見直す
シャンプーには髪や頭皮の汚れを落とすために洗浄成分(界面活性剤)が含まれています。
洗浄成分には洗浄量の強いものからマイルドなものまで様々ありますが、洗浄力が強すぎると頭皮はもちろん髪の毛も乾燥しやすくなります。
とはいえ弱すぎるとしっかりと油分を落とし切ることができずに頭皮環境の悪化にもつながります。
頭皮環境や髪の毛の状態というのは人によっても異なりますし、季節や様々な状況によっても変化します。
シャンプーを買ったらずっと同じものを使い続けているという方もいるかと思いますが、もし乾燥が気になるのであれば一度シャンプーの見直し(洗浄成分の見直し)もしてみましょう。
洗浄成分(界面活性剤)については以下の記事に詳しくまとめていますのでぜひ参考にしてみてください。
シャンプーに含まれる界面活性剤の種類と効果を現役美容師が徹底解説
まとめ【最適なアイテムで乾燥対策を】
今回は髪の毛の乾燥ケアアイテムとして、オイル・ミルク・バームの3つをご紹介させていただきました。
それぞれどのようのシーンで、またはどのような仕上がりや質感を求めるかによって選び方は変わってきます。
一つで全てを賄えるものもありますが、いくつかを組み合わせて使うのも楽しいのではと思います。
お気に入りのアイテムを見つける上で参考にしていただけますと幸いです。