今回はこんな男性のお悩みを解決してきます。
この記事でわかること
- 育毛に効果的なシャンプー
- 抜け毛やシャンプーの選び方
- 正しいシャンプー方法や抜け毛予防・改善方法
多くの男性にとってセンシティブな髪の悩みである抜け毛や薄毛。
年齢によって髪の状態は異なるためそれぞれの悩みに対して日々対策をされている方もいらっしゃるかと思います。
そんな日々の育毛対策として毎日のシャンプーで効果を得ることができると無理なく負担なく続けることが出来そうですよね?
そこで今回は、毎日のシャンプーを置き換えるだけでできる育毛シャンプーの効果や選び方、そして現役美容師がおすすめする育毛シャンプーを10本ご紹介させていただきます。
抜け毛や薄毛を防ぎ、育毛対策として効果的なシャンプーを探しているという男性はぜひ最後までチェックしてみてください。
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目次
育毛シャンプーで髪を生やすことはできるのか?
結論から言うと育毛シャンプーには直接的な発毛効果があるわけではありません。
そのため、すでに減ってしまった髪の毛を増やしたいという目的で使用しても効果を得ることができないため事前に目的を理解しておく必要があります。
育毛シャンプーは頭皮を健やかに保ち頭皮環境を健やかに整えることを目的としたシャンプーになります。
そのため髪のハリコシアップや今の健康な状態をキープする、さらにこれから生えてくる髪の毛が健やかに育つためのサポートを目的として使用するべきものになります。
髪が減ってきた・薄毛になってきたと気がついてからではなく、ヘアケアにおける未来への投資という意味を込めて早めに育毛シャンプーに切り替えてみましょう。
また、育毛シャンプーには抜け毛対策としても有効な育毛剤の効果をより引き出す働きもあります。
そもそも抜け毛とは?
抜け毛が気になる男性も多いかと思いますが、そもそも髪の毛というのは1日である程度抜けるものです。
さらに一口に抜け毛といっても「正常な抜け毛」と「悪い抜け毛」があるんです。
まずはその違いから解説していきますので抜け毛に対して悲観的になりすぎず、現在の状態を確認するところから始めていきましょう!
正常な抜け毛
髪の毛というのは一般的に50〜100本程度抜けると言われています。
もちろん季節要因や生活習慣、健康状態など踏まえ個人差はありますが、新しい髪の毛とバランスよく生え変わるため一定の本数は抜けるもの。
髪の毛は「生える」→「成長」→「抜ける」→「生える」を繰り返すヘアサイクルと呼ばれる毛周期によって成り立っています。
おおよそ3~6年かけて成長した髪は寿命を終えると自然に抜け落ち、再び同じ毛根から2~3ヶ月後に新しい髪が生えてきます。
つまり正常な抜け毛というのは寿命を終えて自然に抜けた髪の毛なのです。
正常な抜け毛の見極めポイント
- 毛根に膨らみがあり、太くしっかりしている
- 毛根の色は黒く、根本は白っぽくなっている
- フケなどの汚れがついていない
注意すべき抜け毛
前述したように正常な抜け毛であれば1日に50〜100ほど髪の毛は抜けます。
ですがそれ以上(目安としては200程)抜けている場合は悪い抜け毛である可能性が高いため要注意。
注意すべき抜け毛というのはまだ成長しきっていない、本来であればまだ抜けてはいけない髪の毛のことを指します。
原因としては生活習慣の乱れや頭皮環境の悪化などが挙げられますが、この状態を放置し続けると新しい毛が生え変わることなく減り続ける一方なので薄毛の原因にも繋がります。
注意すべき抜け毛の見極めポイント
- 毛根は細く弱々しい
- 毛根は膨らみがなくギザギザしている
- 毛根がない、もしくは先端が白い
育毛に効果的なシャンプーの選び方
とはいえ育毛シャンプーを選ぶ際はどんな点に注意して選べばいいのでしょうか?
冒頭でお伝えしたように育毛シャンプーには髪の毛を生やす効果はありません。
とはいえ今生えている髪の毛の成長をサポートする効果や、これから生えてくる髪の毛を健やかに育てるための頭皮環境を整える上では効果的なアイテムです。
ここではどんな育毛シャンプーを選べばいいのか、以下の5つの点に着目して解説してきます。
育毛シャンプーを選ぶ際のポイント
- 頭皮環境い適した洗浄成分で選ぶ
- 育毛に有効な成分で選ぶ
- 指通りの良いもので選ぶ
- 継続のしやすさで選ぶ(価格・香り等)
- 育毛剤と同じブランドで選ぶ
頭皮環境に適した成分で選ぶ
シャンプーの成分の中で多くを占める洗浄成分は、洗浄力が高くても低くても頭皮に悪影響を及ぼします。
乾燥肌や敏感肌の様に皮脂量が少ない方はマイルドな洗い上がりのベタイン系やアミノ酸系の洗浄成分がおすすめです。
一方でベタつきやすい方やオイリー肌の方はしっかりとした洗浄力を持つ石けん系や高級アルコール系のものを選ぶ様にしましょう。
シャンプーに含まれる界面活性剤の種類と効果を現役美容師が徹底解説
育毛に有効な成分で選ぶ
頭皮環境や頭皮のトラブルは人によって様々です。
頭皮のお悩みに合わせた有効成分が含まれているものを選んでみましょう。
ボリューム感が欲しい男性は「ハリコシアップ成分」
髪の毛は年齢とともに一本一本が細くなりハリコシがなくなってきます。
特につむじ周りやトップの分け目などが潰れてしまうと薄毛にも見えてしまいがち。
そんな男性におすすめなのは「センブリエキス」や「クズ根エキス」、「加水分解ケラチン」などのハリコシアップ成分がおすすめです。
頭皮を健やかにしたい男性は「頭皮ケア成分」
頭皮のフケやかゆみが気になる男性は抗菌・抗炎症成分が含まれいているものがおすすめです。
また、髪の成長に必要な栄養素を毛根に円滑に届ける上で血流を促す血行促進成分も見逃せない有効成分の一つ。
目安となる成分は以下の表にまとめていますので、ぜひ参考にしてみてください。
乾燥が気になる男性は「保湿成分」
頭皮の乾燥はフケやかゆみだけでなく、バリア機能の低下によって皮脂の過剰分泌につながる恐れがあります。
そのため保湿効果の高い洗浄成分もちろん、有効成分として保湿成分が入っているものを選ぶことで潤いのバランスを保つことができます。
保湿成分にはヒアルロン酸やグリセリンなどがあります。
指通りの良いもので選ぶ
男性の中には髪が短いことでトリートメントやコンディショナーを使っていないという方もいるかと思います。
そんな男性にはシャンプーだけで毛先の絡まりを抑え、収まりを良くしてくれるシャンプーもおすすめです。
とはいえ髪の表面をコーティングするシリコンなどは過剰に含まれてると頭皮に負担をかける場合があるため注意しましょう。
継続のしやすさで選ぶ
どんなに良いシャンプーでも毎日継続して使わなければその効果を十分に得ることができません。
そのため継続する上でストレスなく使うことができるかどうかが重要になります。
洗い上がりの質感等の使用感はもちろんですが、香りが好みであるかどうかや価格帯がそれにみあた内容量であるかなどのコスパもポイントの一つです。
もちろん、日によって頭皮の状態や気になるポイントが違うという場合もあるかもしれません。
その場合は臨機応変にシャンプーを変えることも大切ですが、頭皮の健康と継続のしやすさはバランスのいい斧を選ぶ様にしましょう。
育毛剤と同じブランドで選ぶ
育毛シャンプーと育毛剤・育毛トニックの併用は問題ありません。
とはいえその効果を最大限発揮できるようなシャンプー選びをする必要があります。
ヘアケアやスカルプケア商品はライン使いで効果を最大限発揮するような処方を組んでいる場合があるため、育毛剤と併用するときはできる限り同じブランドでそろえるのが理想であるといえます。
自分に合ったぴったりの一本を探してみましょう!
男性の育毛におすすめなシャンプー10選
実際に美容師さん目線でおすすめの育毛シャンプーにはどんなものがありますか?
ここでは実際におすすめの育毛シャンプーを10本ご紹介していきます。
ぜひ参考にしてみてください!
ケフトル EXスカルプシャンプー
ケフトルEXsカルプシャンプーは頭皮の脂とオイルの関係に着目した、新発想のボリュームアップシャンプーです。
オイルクレンジングと高級アミノ酸の相乗効果を利用した高い洗浄効果と、44種類のスカルプ成分が年齢を重ねた男性の頭皮に潤いを与え、根元からしっかり立ち上げるためハリコシのなくなった髪に自然なボリューム感を与えます。
男性特有の皮脂汚れをしっかりと落としつつ育毛にも力を入れていきたい男性に最適な一本です。
スカルプD スカルプD ディグニティ ザ スカルプシャンプー
スカルプDの最高峰ラインである「スカルプD ディグニティ」はハリコシアップの効果があるペプチド成分が充実していることで、ボリューム感に悩む男性に最適な一本です。
また、力強い髪に導く「キャピキシル」・「ピディオキシジル」や、髪の強度をサポートする4つの成分も含まれいてるため髪の成長にも直接アプローチしてくれるのも嬉しいポイント。
もちろん洗浄成分も優しくマイルドな洗い上がりのため普通肌の方はもちろん、乾燥肌や敏感肌の男性でも安心て使える育毛シャンプーです。
プレミアムブラックシャンプー
頭皮の洗浄・保湿・栄養補給をすることで生き生きとした頭皮に導いてくれるプレミアムブラックシャンプー。
炭化したクレイが皮脂をしっかりと吸着しきめ細やかな泡が頭皮をスッキリと洗浄します。
また、ノンシリコンではありながら天然ユズ油やユーカリ油などの天然成分が配合されいているため頭皮も髪もしっとりと潤います。
もちろん低刺激かつマイルドな洗い上がりのアミノ酸系洗浄成分で配合なので、余分な皮脂はしっかりと落としつつ頭皮の潤いはしっかりとキプしてくれます。
チャップアップシャンプー
「チャップアップシャンプー」は、5種類のアミノ酸系・植物系の洗浄成分を配合した低刺激な育毛シャンプーで、頭皮に潤いを与えながら余計な皮脂を洗浄し、フケやかゆみを抑える効果に優れたシャンプーです。
特にノンシリコンや無添加にこだわった処方になっているため、頭皮トラブルのリスクを最大限に抑えることができます。
また、頭皮の乾燥を防ぐショウガ由来の成分や、抗菌作用のある成分も配合されいているため頭皮環境を健やかに維持していきたい男性には最適な一本です。
U-MAシャンプープレミアム
U-MAシャンプープレミアムはヘアサイクルに合わせたヘアケア・スカルプケアを一本で一本でまかなうことが出来るシャンプーです。
余分な皮脂汚れのみをしっかりと洗い流し、頭皮の潤いは維持してくれるアミノ酸系洗浄成分配合なので安心んして使うことができます。
何より最大の特徴は人間の皮脂に近い性質を持つ「馬油」を配合していること。
馬油には、頭皮に潤いを与えるa-リノレン酸や体内では作り出せない不飽和脂肪酸が含まれているので、頭皮の乾燥やフケを防ぐことができます。
フィンジア フィンジアシャンプー
フィンジアシャンプーは、発毛剤で有名な「フィンジア ミノキシジルローション5」と同ブランドの男性育毛シャンプーです。
スカルプ成分として髪にハリコシを与えるキャピキシルや、頭皮や髪を健やかに保つピディオキシジルを配合しているため、ただ洗うのではなく育毛を考えて作られているのがポイント。
安心の洗浄力であるアミノ酸系洗浄成分配合で、さらに20種類ものスカルプ成分を配合しているため育毛を考える上で最適な一本です。
また、ノンシリコン・パラベンフリーなど安心の無添加処方であるのも嬉しいところです。
バルクオム ザ・シャンプー
頑固な皮脂汚れを植物性クレンジングオイルでさっぱりと洗い流し、コラーゲンやヒアルロン酸などの保湿成分も充実した育毛シャンプー。
さらに7種類の天然由来成分を美容成分としてふんだんに配合しているため健やかな頭皮環境を維持することができます。
そして他のシャンプーではや体験できないようのもっちりとした泡も使い心地が髪と頭皮を優しく包み込み摩擦によるダメージの軽減にも最適な一本です。
ヘアリプロ ヘアリプロ 薬用スカルプシャンプー(オイリー)
ヘアリプロ 薬用スカルプシャンプーは5種類のアミノ酸系洗浄成分配合で、ベタつく皮脂もしっかりと洗い流してくれるシャンプーです。
また、アデランス独自の成分である「CR2コンプレックス」配合でしっかりと保湿もしてくれます。
さらにシリコンフリーやパラベンフリーなど、7つのフリー処方を採用しているため敏感肌の方も安心して使うことが出来る一本です。
イクオス アルガスシャンプー
アルガスシャンプーは海洋由来の保湿力に着目した3つの海藻エキスが配合されていて、保湿の観点から頭皮保護を考えて作られたシャンプーです。
べたつきをしっかりと除去しスーッとした爽快感があり、それでいてきしみのない洗い上がりの質感は男性にとっても嬉しいポイント。
さらにサポート成分としてフケやかゆみを抑える成分として「グリチルリチン酸2K」や消臭効果のある「カキタニン」を配合しているため健やかな頭皮環境を育てる上で最適な一本です。
NILEスカルプシャンプー
アミノ酸系洗浄成分配合し、濃密泡で頭皮にやさしく洗い上げるのがNILEのスカルプシャンプー。
活力の源である「高麗人参エキス」によって男性の頭皮環境をサポートし頭皮トラブルを軽減する働きをしてくれます。
また、グリチルリチン酸2Kやセンブリエキス、ニンニク根エキスなど頭皮の環境づくりに最適な8種類のサポート成分が配合されているため育毛にしっかりと取り組んでいきたい男性に最適な一本です。
育毛に効果的なシャンプー7つの手順
育毛シャンプーは頭皮環境を整えて健やかな髪の成長を促すためのシャンプーです。
そのため効果をより引き出すためには正しい使い方をすることが大切です。
ここでは今日から自宅で出来る正しいシャンプーの方法を以下の7つの手順に沿って解説していきます。
正しいシャンプーのポイント
- シャンプー前のブラッシング
- 頭皮をしっかりと濡らす(予洗い)
- シャンプーは適量を泡立てる
- 指の腹でマッサージするように洗う
- 時間をかけて丁寧にすすぐ
- シャンプー後のケア
- 使用頻度は週に3〜4回
ぜひチェックしてみてください!
シャンプー前のブラッシング
まずお湯で濡らす前にブラッシングを行います。
ブラッシングで髪についた汚れやほこりを事前に汚れを落とすことでシャンプーの泡立ちが良くなり、髪の毛同士の絡まりを防ぐことができます。
ショートやベリショートの方だと長さが短いですが、スタイリング剤がついていないミディアムショート、ミディアムくらいの方であれば効果的です。
頭皮をしっかりと濡らす
シャンプー剤をつける前はお湯でしっかりと予洗いを行います。
髪や頭皮の汚れというのは皮脂やスタイリング剤の油分以外であればある程度落とすことができシャンプー剤の泡立ちも良くなります。
お湯の温度は38度前後(体温に近いと汚れが落ちやすくなります)がおすすめ。
また、予洗いを丁寧に行うことで使用するシャンプー剤も少量で済むため頭皮への刺激も最低限で抑えることができます。
コスパよく使用することもできるため無駄遣いも減らす上でも効果的です。
シャンプーは適量を泡立てる
シャンプー剤は取りすぎないよう適量を取り出ししっかりと泡立てます。
泡立てる際のポイントは水・空気・シャンプー剤がバランスよく混ざり合うよう揉み込むように泡立てます。
そうすることでシャバシャバとした泡ではなくもっちりとした頭皮全体を包み込むような泡を作ることができます。
丁寧な泡立て髪の毛同士の摩擦を減らすだけではなく、汚れを効果的に落とすことができます。
指の腹でマッサージするように洗う
男性の中には指や爪を立ててゴシゴシと洗うという方もいるかもしれませんが、頭皮が傷つき炎症等の原因になる場合があります。
洗う際は指の腹でマッサージするように洗いましょう。
そうすることで血行が促され育毛効果を期待することができます。
時間をかけて丁寧にすすぐ
シャンプーの成分が頭皮に残るとフケやかゆみ、ベタつきなど頭皮トラブルの原因になることがあります。
シャンプー後は予洗い時と同じくらいの温度のお湯でしっかりとすすぎを行いましょう。
特におでこの生え際や耳の後ろの部分はすすぎ残しやすいため念入りに。
目安としては「泡がなくなればオッケー」ではなく、触った時のぬる付きがなくなるまですすぐのがポイントです。
シャンプー後のケア
シャンプーの後は頭皮の保湿を行いましょう。
シャンプーをした後の頭皮というのは少なからず乾燥しやすい状態になります。
特に濡れた状態からドライヤーで乾かす際というのは、温風によって地肌の水分が一気に蒸発しやすくなっています。
頭皮は乾かしつつも、必要以上に乾燥させず潤いを維持する上で効果的です。
また、育毛剤に含まれる有効成分がより浸透しやすい状態になっているため積極的に使ってみましょう。
使用頻度は週に3〜4回
育毛シャンプーは比較的洗浄力が高めのものが多いです。
そのため毎日使うことで頭皮が乾燥し、フケやかゆみ・皮脂の過剰分泌などかえって頭皮環境の悪化につながる場合があります。
もちろん頭皮環境は人によって異なりますが、常用ではなく目安としては週に3〜4回程度の使用が効果的です。
抜け毛予防や育毛に効果的な6つの方法
薄毛や抜け毛は遺伝的な要因が大きいと思われがちですが、日々の生活習慣によって悪化している・抜け毛を促進させてしまっている場合もあります。
髪の毛が健やかに成長するためには健やかな頭皮環境であることはもちろん、十分な栄養が足りているかどうかが重要になります。
そのためには栄養のバランス、そしてその栄養素を運搬する血液が滞りなく流れているかがカギになります。
抜け毛予防や育毛を考える上で以下の5つのポイントを押さえてみましょう。
抜け毛や育毛に効果的な方法
- バランスの取れた食事
・様々な栄養素を偏りなく取り入れる - 良質な睡眠
・成長ホルモンの分泌で髪の成長を促す - ストレスの緩和・解消
・ストレスの蓄積は血行不良の原因に - 適度な運動
・ストレス解消と血行促進効果で髪に効果的 - 禁煙
・タバコは血管を収縮させ血行不良の原因に - アルコールは適量
・過度なアルコールは髪の成長に必要な亜鉛の過剰消費に
無理なく始めることができるものから少しずつ取り組んでいきましょう!
抜け毛や薄毛に負けない若々しい髪型のポイント
10代や20代、若い頃はしっくりきていた髪型も30代や40代になるについれて何故かしっくりこないと感じている方も多いのではないでしょうか?
実際にお客様の声を聞くと「自分に似合う髪型がわからない」「毎回セットがうまく決まらない」「見た目の印象を若々しく見せたい」など、髪型選びに苦戦している方が多くいらっします。
ここでは抜け毛や薄毛を始め、白髪やハリコシ・ボリュームなど加齢とともに変化する髪の毛に対してどのようなポイントを押さえた髪型を選べばいいのかを現役のメンズ美容師目線でお伝えしていきます。
トップにボリューム感を作る
抜け毛や薄毛によって頭頂部のボリュームが気になり出した場合はトップに高さを出しやすい髪型にしましょう。
とはいえトップは年齢とともにハリコシがなくなりボリュームが作りづらくなります。
そのためなるべくトップは短くカットし、髪の重さで潰れにくくするのがポイントです。
トップにボリューム感を作ることで理想的とされる「ひし形シルエット」になり、見た目の印象もアップします。
ショート・ベリショートにする
年齢とともに抜け毛や薄毛だけでなく、髪の毛一本一本が細くなることでスタイリングが決まりづらくなります。
そのためショートやベリーショートにすることで髪の毛同士がまとまりやすくなりヘアセット時短やしやすさにも繋がります。
また、頭頂部やおでこの生え際の薄毛が気になってくると長く残してカバーをしようとしてしまいがちですがこれは返ってNG。
スタイリングがしづらくなるだけでなくかえって全体のバランスやまとまりが悪くなり不自然な印象になってしまいます。
生え際にこだわる
耳周りや襟足の生え際部分は生えグセが強く出やすく、伸ばしっぱなしにしているとだらしない印象を与えてしまいがち。
特に男性の場合もみあげ周りは白髪が多く中途半端な長さがあると年齢を感じさせやすくなってしまいます。
そのため耳周りや襟足はすっきりと刈り上げたデザインや、デザインや機能性を兼ね備えたツーブロックスタイルがおすすめです。
ツヤ感のあるスタイリング
年齢とともに髪の水分量が減りパサつきやすくなります。
ツヤ感のあるジェルやグリース、ワックスを使うことで髪のパサつきを抑え若々しい印象にしましょう。
また、まばらに白髪が生えている方の場合はツヤ感をプラスすることで反射した光が髪になじみ白髪をぼかす効果があります。
定期的なカット
整った生え際や扱いやすいボリューム感、毛先のパサつきは定期的なカットで維持・改善することができます。
特に刈り上げスタイルにしている男性の場合、短い刈り上げ部分は見た目の印象を損いやすい部分でもあります。
髪の毛は個人差はありますが1ヶ月で1センチほど伸びると言われているため3週間〜4週間ほどの周期でカットすることをお勧めします。
まとめ【日々のケアで抜け毛対策を】
今回は髪の成長に効果的な育毛シャンプーについてご紹介させていただきました。
冒頭でもお伝えしたように育毛シャンプーには発毛効果はありません。
とはいえ今ある髪の状態を良くする効果やこれから生えてくる髪の成長を健やかに促進させる上では非常に効果的なシャンプーになります。
男性にとってセンシティブな悩みである抜け毛や薄毛は育毛シャンプーを使ってしっかりと対策していきましょう!